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更新日:2024年3月6日

高山小/地域子どもクラブ「高山ふれあい広場」

 三鷹市では全市立小学校に「地域子どもクラブ」があります。これは放課後や週末の学校施設を使って子どもたちがスポーツや文化活動を楽しんだり、自由に遊んだりできる機会と場所を提供するもので、高山小では「高山ふれあい広場」という名前で地域が運営・実施しています。

 前回ご紹介した「五小子ども広場」に続いて、今回は「高山ふれあい広場」をご紹介しましょう。コーディネーターの則信さんにお話をうかがいました。

 地域子どもクラブには「クラブ型」「フリースペース型」「イベント型」があり、五小は「フリースペース型」、高山小は「クラブ型」です。
 三鷹市の「地域子どもクラブ事業」は平成15年度に始まったのですが、高山小も同年にスタートしています。
 その当時は、スポーツ振興課の「高山ふれあいスポーツ広場」(新体操、ヒップホップ、パドルテニス、親子パドル、フラ)、地域子どもクラブ(工作、おはなしかい、琴、科学工作クラブ)、校庭開放(放課後あそび、図書館開放)、地域団体(三鷹ジャガーズ、高山ファイターズ、高山剣道、高山ソフトバレー)、PTAサークル(サッカー、バスケットボール)の活動が並行して行われていました。
 あまりにも多くてわかりにくい、何のクラブがどのように活動しているのかわからない、といった声があがり、「高山ふれあい広場」という名前で一括紹介するようになったのです。

 その後、消滅したクラブもあり、現在は
【地域子どもクラブ】新体操クラブ、ハニー・キッズ(ヒップホップ)、パドルテニス、ケイキフラホアピリ(フラダンス・現在休止中)、おはなしかい、放課後あそび(校庭開放)、書道クラブ、囲碁教室、さくらクラブ(琴)
【地域団体】親子パドル(パドルテニス)、三鷹ジャガーズ(野球)、高山ファイターズ(野球)、高山剣道、高山SC(サッカー)、高山バスターズ(ミニバスケットボール)
 が活動しています。

 地域子どもクラブは、原則として高山小の児童が対象。高山小の放課後・休日の空き施設を使って活動します。運営は保護者が行い、講師への謝礼や運営費は三鷹市の事業費から支出(不足の場合は会費で補いますが、事業の趣旨に則って、高額にならないように配慮しています)します。保険は三鷹市市民活動災害補償保険が適用されます。

 地域団体は地域住民を対象としており、そのなかに高山小児童も含まれます。高山小の空き施設を主に使用していますが、他施設も使用は可能です。運営は各団体の自主運営、保険も各団体で加入しています。「高山ふれあい広場」所属の条件は「高山小児童を常時募集していること」で、これが満たされない場合は施設の優先借用権がなくなります。

 高山小では4月にふれあい広場の各団体から会員募集のプリントが配られ、その種類の多さに保護者がびっくりするのですが、それはこんな仕組みによるのだということがわかりました。
小学生のうちから学校でさまざまなクラブの体験ができるのはラッキーなこと。自主運営という条件はありますが、子どもたちの可能性を拡げるチャンスを、ぜひ活用していただければと思います。

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