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更新日:2022年10月22日

第五小/英語劇

 10月22日、五小体育館にて「英語劇」のワークショップ発表会が開催されました。

 これは東京学生英語劇連盟(Model Production、以下MP)との連携事業でした。MPってご存知ですか? 演劇を使って英語を学ぶことを理念として英語ミュージカルを作っている大学生演劇団体で、英語系の学部では有名な存在です。

 歴史も古く、公式ホームページによると加瀬亮、川平慈英、中村雅俊、藤田朋子、別所哲也など実力派俳優を輩出してきている実績があるそうです。俳優以外にも大手企業、官公庁、メディア関連に多くの卒業生が就職しているとのこと(詳しくはMP公式ホームページのOBインタビューをご覧ください。https://model-production.jimdofree.com/interview/ )

 事前応募した3〜6年生の児童たち(3年生女子が多かったです)が、MP生10名ほどから、全4回の英語劇ワークショップを隔週の土曜日に受講(レッスンも基本英語!)、4回目のワークショップがこの発表会です。
 演目はピーター・パン。
 受講メンバーを2グループにわけて、同じ演目で上演しました。

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 幕が上がって少し驚いたのですが、大がかりなセットや小道具などは一つもないのです。しかし劇が始まると、何となく状況がわかるのです。ウエンディが弟たちを寝かしつけるベッドルーム、そこからティンカーベルの魔法の粉で空を飛んでネバーランドへ。

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 子どもたちはMPの出演者と一緒に、しっかりと声を張って、なかなか堂々と英語のセリフを発します。短い簡単なセリフとはいえ、全部英語です。これは相当良い英語の学習となります。何よりみんなとても楽しそうに、のびのびと表現し、体を動かしていたのが印象的でした。

 きっと、大学生のお兄さんやお姉さんが、緊張感を上手にほぐしてくれているのでしょう。これまでのワークショップの様子や、培われた信頼関係などがうかがえます。

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 とても良い発表会だったので、福島校長先生に「継続のご予定はあるのですか?」とお聞きしてみたところ、バスケやサッカーのように地域のクラブとして五小でやっていけるかもしれない、とのこと。ぜひ実現して欲しいと思いました。

 英語と演劇に親しむ中で、子どもたちの中から将来さまざまな方面に可能性を大きく開花させる人物が現れるかもしれません。他校が羨む五小の特色の一つとなっていくかも知れない…そんな期待を抱かせる、可能性に満ちた発表会でした。

【MP公演情報】
東京学生英語劇連盟(Model Production)の公演が三鷹であります。(有料)
公演日:2023年6月1日・2日
場所:三鷹市公会堂光のホール
詳細や演目等決定次第、公式HP・インスタでお知らせとのこと。

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