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更新日:2020年7月27日
新型コロナウイルスに翻弄された4カ月。今、学校でもwithコロナの新しい生活様式が求められています。実際のところ、どのようなことが行われているのか、CS広報部が学校の様子をレポートしてきました。
■消毒■
五小では時程を繰り上げ、児童の下校後に先生方が消毒作業をする時間を設けています。
養護の先生が朝と夕方の2回、校舎内のすべての手洗所の蛇口とトイレのハンドルを消毒しています。
教室内は担任の先生が放課後に消毒します。机など、子どもの手の触れるところを拭いていきます。
クラスに1本ずつ消毒スプレーが常備されています。
■給食■
給食の配膳は先生が手袋をして行います。1年生は担任+補助の先生、2年生以上は担任+給食当番の子どもたちで行っています。一人ずつ順番に、密にならないように配るため、配膳には時間がかかります。机の配置は班にせず、全員が前を向いて食べています。
子どもたちは水筒と、マスクを外した時に入れる「マスク入れ」を毎日持参しています。
窓は換気のためすべて開け放しています。
手洗所の前や保健室前など、あちこちの床にフィジカルディスタンスのマークがあります。
保健室はビニールシートで仕切り、発熱した児童の対応をするスペースをつくっています。
廊下に「コロナウイルス」がどんなものか、1、2年生にもわかりやすく説明された掲示物が貼られていました。6年生の教室の廊下には調べ学習のレポートが貼ってありましたが、コロナをテーマに取り上げた児童も多くみられました。
五小では活動前・活動後の手洗いを徹底しています。手洗所の石鹸を増やし、中休みには全校放送で「手洗いタイム」のアナウンスが流れます。ポイントを絞り、有効かつ効率的な感染症対策をしているという印象を受けました。
学習面ではICT教材「すららドリル」を全学年で導入し、オンライン学習が可能になるよう、取り組みを始めています。
分散登校中には学芸大学と連携して「ソーシャルディスタンス遊び」のワークショップも行ったとのことです。制約の中でもより良い教育をしていこうという学校の意志が伝わってきました。
(2020年7月17日 取材:CS広報部)
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