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更新日:2022年7月11日

三鷹の森学園/児童会生徒会交流会

 7月11日の放課後、第三中学校にて、児童会生徒会交流会が行われました。五小と高山小の6年生代表委員、三中の生徒会役員が一堂に会し、「デジタルシティズンシップ × いじめ」をテーマにグループ討論を行いました。

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 第1部では、小学生と中学生の混合グループに分かれ、グループごとに4つのトピックについて話し合いました。
① スマホ・SNSをすっきり終われるときと、だらだらと続けてしまうときの違いは何か?
② LINEやSNSで伝えやすいことは何か? 電話や対面で伝えやすいことは何か?
③ インターネットで世界が広がったことは何か? そのことで心配なことは何か?
④ インターネットが生活に役立つことは何か? インターネットに頼りすぎていることは何か?

 たとえば、ゲームをすっきり終われるときと終われないときがあるが、それぞれどんなときか? という問いに関して、「ゲームより面白いことがあるとき」「時間制限があるとき」「やりきったとき」「オンラインゲームで相手が終わったとき」はスムーズに終われる。終われないのは「中途半端なとき」「やることがほかにないとき」「時間制限がないとき」などの意見が出ました。

 LINEやSNSは「直接会わなくてもいい」「いつでもどこでもできる」という良さはあるものの、「誤解が生じやすい」。電話や対面は「表情や声のトーンがあるので誤解しにくい」。インターネットは「世界で起きていることをすぐに知ることができる」が「それが本当かどうかわからない」「個人情報が出てしまうと危険」。便利なところは「LINEなどで会わなくても気軽に話すことができる」「調べものができる」「買い物ができる」「動画などわかりやすいものがある」が、一方で「使いすぎて目が悪くなる」「インターネットなら言える、と言ってしまう」「嘘の情報がある」という問題点も。

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 第2部はデジタルでのいじめについて、フリートーク形式で行われ、「LINEは文字だけで誤解が生まれやすいので、いじめも生まれやすいのでは?」「いじめかも、と思ったら大人や友達に相談したほうがいい」「匿名で投稿できるので悪口を言いやすいのでは?」「言ったことが発展して本人に伝わってしまうことがある」「顔が見えない」「意味の取り違えが起こりやすい」などの意見が出ました。

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 メンバーはこの日が初対面だったと思いますが、話し合いが活発に行われ、本質を突いた意見がたくさん出てきたのに驚きました。児童会生徒会交流は、先生方は引率をされるだけで、三中生徒会役員が準備しファシリテートします。毎年見事な進行に感心させられています。
 
 今回の討論をもとに、8月にはCS委員をまじえた学園熟議、12月には三鷹市全体での熟議が行われる予定です。

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