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更新日:2022年10月19日
高山小の5年生は総合学習で「名物開発プロジェクト(Meibutsu Kaihatsu Project、略してMKP)」に取り組んできました。これは自分たちの住む三鷹の農産物について調べ、地域の特性や特産品を生かした新たな商品を企画するプロジェクトです。班ごとに新商品の案を考え、ターゲットやコスト、原価計算、パッケージ、売り方まで検討します。商品は食品がほとんどなので、レシピを考え、自主的に試作した班までありました。
さらに9月と10月の2回、校外から講師をお招きして、商品案のプレゼンを講評していただきました。10月19日の2回目の講評の様子を取材してきました。
講師の方は、地域の人気ベーカリーや大手食品メーカー、美術館、情報通信会社等から8人が来校されました。講評は本格的で、時に厳しい言葉もありましたが、子どもたちに真剣に向き合ってくださった証と感じました。食品メーカーさんからは薬事法の話まで出ていました。
最後のまとめで「商品開発は会社でもそんなに簡単にはできない。ダメ出しされたときに、ほとんどの人はがっかりしたり、悔しく思ったりしたと思う。そこでへこたれないことが大事」「皆で話し合って道を見出していくことも大事」というお話もあり、学園の今年度の重点指導項目「粘り強さ」とつながっているなと思いました。
このクラスはTベーカリーの製法の秘密なども教わっていたようです。
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