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更新日:2023年2月10日
2月10日、高山小の英語の授業でALT (Assistant Language Teacher)の集中配置授業が行われると聞いて、取材してきました。
通常、ALTの先生は各校1授業に1人ずつ配置され、担任の先生や英語専科の先生とペアになって授業をします。集中配置とは、ALTが1クラスに複数名つく形で行われます。高学年では1クラスに7名の先生が年に5回、中学年では5名の先生が年に3回ついているとのこと。30名余の子どもたちに1人のALTという従来の形だと、全児童がALTと話すことは難しいけれど、この集中配置方式だと全員が話せるそうです。
高山小ではこのALT集中配置方式を3~6年生の英語の授業で取り入れています。この日は3年生の授業で、グループに分かれてALTの先生と英語でクイズを出し合っていました。ALTの先生たちは子どもたちから上手に話を引き出し、全員が話せるように進めてくださっていました。ジェスチャーOK、友達の助け舟OKで、英語はもちろんですが「会話を楽しむ」ことを教えてくれているようでした。
朝比奈先生によると「この授業は緊張する、という子もいるのですが、中学生になってからや、外に出たときに『自分は案外話せるぞ』と気付くようです」とのことで、効果ははっきりと出ているようです。
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