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更新日:2022年6月15日

三鷹の森学園/学園研究会

 6月15日、子どもたちが帰宅した後の五小の体育館で、先生たちが何か討論しています。いったい何が行われているのでしょうか。
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 この日は「学園研究会」の五小分科会が行われていたのでした。秋に実施される三鷹の森学園の研究授業に向けて、先生方の論議が続きます。
 五小で行われる研究授業は2コマ。2年生の体育と6年生の国語の予定です。今年度のキーワードは「粘り強さ」。学園の教育目標にも「困難な場面に直面しても、ねばり強くかつ柔軟な発想で人生を切り拓いていく力」とありますが、「主体的に学習に取り組む態度」をどのように引き出し、さらにそれをどう評価するか、という難しい問題について、話し合いが続きます。
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 「授業で子どもたちがどんな姿を見せたら『粘り強い』と言えるのだろうか?」
 「その姿を引き出すためには、どんな授業をするべきか?」

20220711gakuenkenkyuukai3 タブレットも活躍しています。

 会の最後に馬渡副校長先生が「うまく行かなくてもあきらめない。うまく行ったときも、これでいいや、ではなく、もっと良くしようとする、それが粘り強さでは。そのためには子どもたちがモチベーションを持つことが必要で、そのモチベーションを持てるような場、環境を準備することが大切」と話されていて、なるほどと思いました。

 「粘り強さ」や「主体性」を育てる、さらには「良い授業とは何か?」という数値化のできない難しい問いに取り組む先生方。おもてには見えてこない熱い取り組みの一端をちらりと見せていただきました。
 秋には実際の研究授業をレポートします。

 

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