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更新日:2023年3月1日

第五小/青少対主催「五小卒業を祝う会」五小寄席

 3月1日、体育館にて、五地区青少対主催の恒例行事「五小寄席」が今年も賑やかに開催されました。
 卒業生に肩の力を抜いて大いに笑ってもらいながら、日本の伝統文化に触れる一石二鳥のこの企画、お招きしている落語家さんは、昨年二ツ目から真打に昇進され62年ぶりの大名跡襲名で話題となった九代目春風亭柳枝さんです。
 なんと柳枝さんによる五小寄席も今年で10年! 10回目の記念すべき開催でありました。

 まずは落語についての入門教室。たった一人で何人もの役を観せたり、扇子に手ぬぐいだけの小道具であらゆる物や情景を表現するテクニックを披露くださいますが、その間も笑いが絶えません。
 実は、五小寄席10年目の柳枝さん、五小生を見る目も匠の域に達しておられ、毎年その学年の特徴を高座から即座に分析し、話に反映します。今年の卒業生は…大人っぽく、斜に構えた感じ、ならば! と毎年お決まりの説明も、見ている子たちがリラックスして素直に笑えるように絶妙にアレンジして繰り出されているのです。

 場が温まったところで古典落語が始まります。今年の演目は『初天神』。初天神にお参りに行く親子のドタバタした中にも新春の華やかさのある楽しいお噺でした。

 最後に少し余った時間で質問コーナーを設けてくださり、「なぜ落語家になったんですか?」という質問に「中学3年の時に文化祭で落語をやることになったのがきっかけ」と中学校在学時に人生の転機があったことをお話しされ、中学へ進学する卒業生たちの心に届く温かいエールを送られました。お後がよろしいようで!

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