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更新日:2023年6月15日
以前、吉村校長先生から「アメリカの小学校には『クラス・マザー』という人がいるんですよ」というお話をうかがったことがあります。クラスの保護者1、2名が学校に来てさまざまなサポートをする仕組みで、PTAの学級委員と似ているけれど、やることは少し違うようでした。
6月15日の学園サポートの様子を見ていて、クラス・マザーってこんな感じかも、と思いました。
先生は授業をし、クラス保護者でもある学園サポーターがその補助をしています。
授業は書道。3年生は毛筆を習い始めたばかりで、筆の持ち方から墨汁の付け方、道具の片付け方に至るまで、まだまだ慣れず、要領がわかりません。学園サポーターはそんな子どもたちに目を配り、声をかけます。専門的なサポートというより「いや、そうやると墨汁がこぼれちゃうよ」といった普通のお母さんのアドバイスです。しかし、こんなふうに接してくれる人がいると、子どもたちは安心できるでしょうし、学習内容もより定着すると感じました。さまざまな立場のさまざまな人に見守ってもらうことで、子どもたちの学びが深まっています。
今回も手が真っ黒になりました。
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