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更新日:2024年3月8日

令和6年3月8日号

自立した学びに大切な振り返り

~4者面談の意義~

 

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さて、単元を通して探究的な学習において、

毎時間の学習を振り返ることはとても大切です。

 

そして、頑張ったことを認められ褒められることも

子どもの成長には、とても大切なことです。

 

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青少対の小さな善行賞の表彰式

 

 

振り返りは、子ども一人一人が、

この時間にどのように学び、何が分かって、

どんな問いをもったか。

また、新たな問いに対して次の時間同していくのか。

この様に自己調整したり、

粘り強く学びに向かう等、

全体の見通しをもつためにも大切な学習活動なのです。

 

また、教師にとってもその授業で、

子ども一人一人の状況を把握し、

次の時間につなげていくためにも

とても重要なものとなります。

 

この様な毎時間の振り返りも大切ですが、

学期を通して、学期をまとめた評定に対する

振り返りもとても重要です。

 

学期の評定は、「あゆみ」として

記述で通知しています。

今までは、終業式の日に、

学籍上の担任から子ども一人一人に

手渡していました。

また、夏休み中に保護者には、

個人面談として1学期の様子等を

お話してきました。

 

この「あゆみ」も個人面談も

振り返り返りの1つであり、

子ども一人一人をより伸ばすために

個々の学習改善と教師の授業改善に

つなげるために行うものです。

 

そこで、来年度はこの「あゆみ」の渡し方、

個人面談の方法を変えて、より子ども一人一人のよさが、

称賛され、次の学期に生かされるようにします。

学校だより11月号で少しお知らせしておりますが

来年度から4者面談を実施します。

4者とは、学籍上の担任、学年担任、

そして、子ども本人と保護者の4者です。

1,2学期の学期末を4時間授業とし、

午後の時間を使って計画をいたします。

あらかじめ4つの観点(1,2学期)をもって

面談シートを作成し、効率よく話し合えるようにします。

この4者面談の際に「あゆみ」もお渡しいたします。

 

このように、学期末に子ども本人を交えて、

学期の振り返りをすることで、本人をより称賛し、

次の学期に生かしていけるようにします。

褒められるべきところは、子ども本人の前で

しっかり褒めることが、子どもを伸ばします。

 

この様なことから本校の自立した学びを目指した

「子どもの文脈で学習できる単元開発」

の1つの評価の在り方、成果と課題の示し方として、

4者面談を行います。

 

これが指導と評価の一体化なのです。

 

 

お問い合わせ

三鷹中央学園三鷹市立第三小学校

〒181-0012 東京都三鷹市上連雀4丁目12番3号

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ファクス番号:0422-76-0675