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更新日:2024年2月16日
密着!
2年国語の単元開発
「わくわく言葉遊びランド」
~その3~
先週の続きです。
【6,7時間目】
主語でもない、述語でもない言葉を
2年生では、修飾語とは定義せず、
主語や述語を詳しくする言葉として、
個々に概念化しました。
そして、いよいよ
4つのチャレンジを楽しみます。
①【IPPONグランプリA】
意図的に撮影した1枚の写真から
主語、述語、修飾語を組み合わせて
文をつくり、グループの中で発表し合います。
どの文がIPPONとれるのか。
②【IPPONグランプリB】
5人組で
「いつ」
「どこで」
「なに(だれ)が」
「なにを」
「どうした(どうだ、どうしている)」
別々に書き、カードを一斉に出します。
主語、述語、詳しくする言葉が、
適切に表現できたものをIPPONとします。
IPPONしたものは、黒板に貼ります。
グループでローテーションしてチャレンジします。
③【何か変だな問題にチャレンジ】
例文の変な部分を指摘し、
自分で適切な表現に変換します。
全ての問題を添削できたらクリア。
④【5つの短文づくり】
「お題」(テーマ)の書いてあるワークシートに、
テーマにあった主語、述語、修飾語を取り入れた
5つの短文づくりにチャレンジします。
「ことばあそびわくわくランド」では、
スタンプラリーカードを用意し、
4つのテーマ全てをクリアできるようにしました。
2時間かけて子どもたちは、
この単元を通して身に付けた
主語、述語、修飾語の関係の知識を生かし、
この4つのチャレンジを楽しみました。
これが本当の分った、できたなのです。
45分間、黒板に向かい、主語、述語と修飾語の関係を
教師から教え込まれ、ノートに書き写し、
最後にテストで何点取れるか試す。
旧態依然とした学びと
今回、2年の学年担任が開発した
「わくわく言葉遊びランド」
どちらが能動的な学びになるのか。
自立した学びとは何か。
本校は、これからもオーセンティックな学びを
追究し続けてまいります。
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