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更新日:2024年1月12日

令和6年1月12日号

学習環境で体育の授業が変わる

 

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5年「セストボール」

3学期の高学年の体育の学習では、校庭の環境をいかし、

ゴール型のゲーム2種類「セストボール」「フットサル」を学習しています。

今年度から学年の体育の時間として3つの単元を並行して授業を進めています。

体育館で「器械運動」校庭で、「セストボール」「フットサル」の3つの単元です。

 

「セストボール」は、バスケットボール型のゲームです。

ゴールのかごは360度シュートチャンスがあります。

「セストボール」も「フットサル」もサイドラインの外に

ラインマンを配置し、ラインマンは相手のディフェンスを受けることなく、

ボールをもって運ぶことができます。

「セストボール」では、フィールド内のメンバーはドリブルが

できないので、見方にパスをするしかありません。

いかに早く攻めるためにはこのフィールドマンがカギとなります。

「フットサル」では、フィールド内のメンバーはドリブルはできますが、

足で操作するため手で行うセストよりもパス、ドリブルが難しい。

よって、「フットサル」もラインマンがカギとなります。

このように簡易化されたゲームで、チームの勝利のために、

誰もが自分の役割に応じて学習を進めることができるのです。

勝敗表、対戦カード、勝ち点制により、毎回の授業のゲームが、

チームの優勝を決まます。

1時間1時間が切り取られた授業ではなく、

連続して勝利に向かって探究していくのです。

そのため、ライバルチーム、他のチームの現在の戦況を知るために

得点板を2つのコートを挟むように内側に向けて配置しています。

このことで、リアルな情報を入手し、チームの勝利を目指すのです。

 

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2年「キックシューティングゲーム」

低学年は、2学期に学習した「ハンドシューティングゲーム」を

ボールけりに変えたルールの学習に取り組んでいます。

このゲームは、単純なゲームで、コート斜めに配置された9個の

2チームが対面で段ボール箱にボールを蹴って当てて、

斜めにひかれた線から相手コートに段ボールを入れた数で

勝敗を競うという、子どもたちにも分かりやすいゲームです。

難しいのは、蹴ったボールをいかに段ボールにヒットさせるか。

子ども一人一人の探究とチームが勝つための作戦が生まれるのです。

 

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2年「わくわく跳び箱ランド」

低学年の地位間の学習は跳び箱遊びです。

今までにはなかった場の設定により、

一人一人が、運動の仕方を工夫して取り組みます。

特に肋木を使った場は、子どもたちだけでなく、

教員にとっても斬新です。

 

この様な体育の学習環境によって、子どもたちの意欲が向上し、

探究的な学びを実現しています。

学習環境の工夫一つで、子どもたちの文脈ができ、

夢中になって運動できる体育授業に激変します。

 

お問い合わせ

三鷹中央学園三鷹市立第三小学校

〒181-0012 東京都三鷹市上連雀4丁目12番3号

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ファクス番号:0422-76-0675