更新日：2023年9月8日

令和５年９月８日号

4年フリースタイル総合

４年生のフリースタイル総合は、最後の発表会を

迎えました。

 

９月２日（土）の学校公開でも

たくさんの保護者の方にご覧いただきました。

 

４年生の単元開発では、子ども一人一人に文脈を

つくる工夫として、このゴールの発表会は、

来年度からフリースタイル総合を始める３年生に

伝えることを目的として単元開発されました。

このフリースタイル総合は、今年度から

４年～６年まで、総合的な学習の時間の

単元開発として１０時間の計画で開発しています。

１学期に５時間分、子ども一人一人が、

自分が探究したいテーマを決め、

探究を進めます。

そして２学期には、５時間分、準備も含め

まとめとして発表会を設定します。

 

テーマは、料理や歴史、工作、絵画、

スポーツ、文化等多、少多様です。

自分が探究したいものならば何でもOK。

これがフリースタイル総合なのです。

 

１学期には、保護者や地域の方々の

学習ボランティアも募って、

子どもたちと一緒に探究していただきました。

そして、夏休みに個人研究として、自己のテーマの

探究を深めました。

そして、２学期の発表会（ゴール）に向かいます。

今回の４年生は、その発表会に３年生を対象にして

行う工夫をしたのです。

 

本校の校舎施設環境のよさを十分に活用し、

３，４年の教室だけではなく、プレイルーム、家庭科室

健康ゾーンを活用し、３年生が探検ボードをもって

４年生の発表の各ブースを回ります。

学びの目的をもった徘徊です。

発表する４年生もプレゼンソフトを活用するだけでなく

実物を見せたり、触れさせたり、実演したりと

個々にみんな違う、実に個に応じた発表です。

見る３年生も顔の表情が生き生きしています。

 

これこそが、個別最適な学びであり、

協働的な学びの姿ではないでしょうか。