更新日：2024年1月19日

令和６年１月１９日号

教科で身に付けた力を特別活動の場で発揮

 

集会委員会による児童集会

今年度、初めて全校児童が体育館に集合し、

児童集会を楽しみました。

 

始業式、終業式や音楽朝会では、この様に

体育館で一堂に会して行っていますが、

集会委員会による児童集会は、放送による集会でした。

 

この集会がとても有意義なのは、

まず、集会委員会がこの日のためにどんなクイズを

するのか、よく考え、ICT機器を活用しまとめ、

そして、話し方、演出を工夫しているところです。

これらは、日常の授業、開発した単元の学習で培った力を

児童集会である特別活動の場で発揮している姿なのです。

 

また、このクイズに傾聴し、参加し、

時には全身で喜び、喜々として楽しむ子供たち。

全校でこの時間を楽しむことができたことも

教科の学習で身に付けた力を活用した姿なのです。

 

今は、児童朝会を校長の授業として、

毎週火曜日の朝、低学年、中学年、高学年別に

３週に渡り、分けて行っています。

テーマは同じですが、それぞれの発達段階に応じて

問いをもたせ、考え、発言する授業を行っているのです。

子供たちにも個々に考え、時に傾聴し、受容と共感の心が

涵養されてきたことを実感します。

これも、この授業として培った力の証です。

 

来年度は、この児童朝会を全校朝会と改め、

毎週、全校児童が体育館に集い、学校の先生一人一人のことを

知る機会としての新しいスタイルの朝会を始めます。

先生方も個々に工夫して、子供たちの心に響く

パフォーマンスを披露していきます。

 

教科で身に付けた力を特別活動の場である

学校行事や児童会活動である朝会や集会、

また、学級会活動である学級会、係や当番活動等で

発揮できるようにしていきます。

 

普段の学びが全てに汎用され個をいかす。

これも「自立した学び舎　三小スタイル」です。