更新日：2023年5月18日

令和５年５月１９日号

３４４名との協働

 

 

５月１７日（木）から保護者・地域の方々

延べ人数３４４名の学習ボランティアの皆様と協働して

体力調査を行います。

 

５月１６日（水）には、教員、保護者、地域の学習ボランティアを

対象に測定講習会を開催させていただきました。

対面、リモートのハイブリッドでの開催で、対面でも約３０名の

学習ボランティアの皆様にお集まりいただき、合計で約８０名で

講習会を開催することができました。

 

この講習会では単なる測定方法だけではなく、

目的として、「学校を核として地域ぐるみで、

子ども一人一人の自律的な体力向上を育む」

を掲げ、３つのつながりをご説明しました。

 

今年度から全教科・全単元の単元開発を組織目標として

取り組んでおります。

１つ目のつながりは、その体育の単元開発において、

三小オリジナルの単元

「三小体つくり運動・運動遊びⅠ」において

３７の具体的な運動・運動遊びを学習します。

低学年は、その運動遊びを夢中になっ取り組むだけで体力が向上します。

中学年は、どうすればうまくできるか考えながら取り組みます。

高学年は、負荷のかけ方を考えて取り組みます。

このように、体力調査の前に練習をするのではなく、

運動、運動遊びを自ら考え、夢中になって取り組むことで、

体力調査がねらう体力の要素を高められるように

意図的な学習を履修した上で、

「三小体つくり運動・運動遊びⅡ」の体力調査にチャレンジするのです。

このように単元開発の中で学習と体力調査のつながりをもたせています。

 

次に、今回の体力調査では、仲良しグループを活用し、

１年と６年、２年と５年がペアとなって取り組みます。

児童同士のつながりをもたせます。

 

最後は保護者・地域の皆様と教員とのつながりです。

子どもの体力を向上させたい気持ちは、共通の願いです。

今回の体力調査では、子どもの測定を協働で行うことで、

実態を共有し、これからの具体的な取組を連携していきます。

 

講習会では、体力の要素や新体調テスト、旧体力テストの歴史、

なぜ変更されたのか等の雑談も踏まえて皆さんにご清聴いただきました。

 

３４４名のご協力で、きっと子ども一人一人の未来を変えていけると

私は確信いたします。