更新日：2022年10月11日

令和４年度　学校だより　

10月号を発行いたしました。以下は学校だより１０月号冒頭の副校長挨拶です。

 

 

「どうしたらできるのか」

副校長　川﨑　一範

　最近、青色発光ダイオードの発明でノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんの著書を読みました。そのなかで、人生で一番大切なキーワードとして、「できない理由を探すな。どうしたらできるかを考えろ」ということをあげていました。中村さんは、自分の専門外の仕事から独学に近い状態で研究し、部品の調達から研究機材の作成までされ、最終的には青色発光ダイオードを発明されたのです。会社員時代に、まだ発明されていなかった「特殊な青色発光ダイオードの開発をしたい」と社長に直訴し、会社から約3億円の開発費用の使用を許されました。その後、研究に使う機械を作る勉強をするため、アメリカの大学に留学し、日本に戻ってから、研究の装置の改造に取りかかりますが、研究の取りやめを求められます。その後、窒化ガリウムの結晶を作製する新しい機械を発明し青色発光ダイオードの発明につながっていくのです。

続きはＰＤＦファイルでお読みください。下記リンク先よりダウンロードいただけます。

令和4年度　学校だより１０月号（PDF：376KB）