更新日：2021年9月15日

令和３年度　学校だより

９月号学校だより

９月号を発行いたしました。以下は学校だより９月号冒頭の校長挨拶です。

 

あたりまえの小さな幸福

校長　　吉村　達之

 

自宅の最寄りのバス停から始発のバスの席に座り、ワイヤレスヘッドフォンを着けてお気に入りの曲を聴きながら、水筒から自家製の冷たいアイスカフェラテを一口……。三鷹に赴任して１３年、長年の習慣になっている、私の夏の朝の至福のひとときです。皆さんも、こんなことの繰り返しの、ほんのささやかな、幸せを感じる瞬間が、毎日あるのではないでしょうか。

　私のこの朝の習慣は、アイスラテを飲むときにマスクを外す手間が加わったことを除けば、新型コロナウイルスの感染症が始まってからも変わらずに続けることができています。しかし、続けられなくなったこともたくさんあります。今のような状況になって初めて、「ああ、あれはぜいたくなひと時だったんだなあ……。」と気付いたことがたくさんあります。子どもたちと楽しく過ごす遠足などの校外行事、全校一緒に行う運動会、校長室に６年生を呼んで楽しくおしゃべりをしながら食べる給食、さらには行事の後の先生方・職員との楽しい打ち上げのひと時などもそうです。数えだしたら切りがありません。その時は、何気なく、特に意識もせずにやっていたことが、実はとても貴重な時間であったと気付きます。皆さんも同じような気持ちをもたれているのではないかと思います。

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令和３年度　学校だより　９月号（PDF：577KB）