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更新日:2024年2月22日
三鷹GIGAスクール研究開発委員会は、令和3年度から始まり、毎年市内の全小・中学校から1名が研究開発員として、ICTを駆使して新しい授業づくりや教材開発をしています。
この日は、本校の今年度の研究開発員である教員の研究授業でした。
市内の各校の研究開発員が来校しましたので、たくさんの先生方に見ていただきました。
研究授業は5年1組の教室で行いました。
「プレゼンテーションソフトを活用した豊かな表現力を養う国語~個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を目指して」
というテーマです。
国語で単元名は「心が動いたことを三十一音で表そう」
目標は次の二つです。
☆生活経験から題材を選び、全体の構成や書き表し方などに着目して、表現を整えて短歌を書くことができる。
☆短歌を、複数の表現手段を組み合わせて、読み手により発見や感動を伝わるように表現することができる。
授業の流れは、
①選んだ写真を紹介する
②単元を表現する方法を考える
③表現したことをグループで紹介し合う
④表現したことを全体で紹介し合う
というものでしたが、
学習用タブレット端末を使いこなす子どもたちの姿に、「さすが!」と思いました。
研究開発員の教員が日々、授業の中で効果的に活用し、子どもたちも日々、学んでいるからこそです。
ICTがなくても、短歌を考え、短歌を紹介し、短歌を洗練させることもできます。しかし、ICTを活用することで、短歌に写真が入り、アニメーションや効果音等で、短歌の表現方法にも工夫ができます。また、作った短歌を共有ドライブに保存することで、いつでも(別の日でも)見られるので、修正したり、友達の作品に触れたりすることができます。
研究開発員が、考えた授業・教材を校内でも共有し、更に子どもが輝き、主体的に学習できる授業が展開されていくのが楽しみです。
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