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更新日:2023年7月11日
これらは、3年生以上の算数で使用している「学習室」の教室内掲示と廊下の掲示です。
算数科は、特に既習事項(これまでの学習で習ったこと)を活用して、新しい問題に取り組む教科です。
3年生で「わり算」を初めて学習するときにも、既習事項のかけ算を使いますし、5年生で「台形」の面積を求めるときにも、既習事項の三角形の面積の公式を使うなどです。
5月から6月にかけて、全教員が算数の公開授業を行いました(音楽や図工等の専科教員は自分の教科)。
この公開授業は学習指導案を作成し、管理職のみならず全ての教員が算数の授業を見ることができる仕組みです。
この公開授業を通して、以下のような一生懸命算数の授業に取り組む子どもたちの姿が見られました。
☆「数直線」の意味を理解して、正しく立式し、計算をしていた。
☆学習用タブレット端末を活用し、数をブロックのかたまりで表し、筆算の意味が分かっていた。
☆授業の初めの時間に「計算びゅんびゅん」と言って、短時間で多くの計算(+、−、×、÷)をこなしていた。
☆数える対象(車、おかし、動物等)を変えながら、繰り返し1けた+1けたのたし算に取り組み、答えの単位も正確に発表していた。
☆学習課題に対して自分の考えをノートに書き、小集団や教室全体の場で堂々と発表していた。また、友達の発表を聞いて、自分の考えを深めていた。
今後も算数の授業の中で、たくさんの学びをしてほしいですし、学習したこと(既習事項)が、しっかりと身に付くように、子どもたちには東京ベーシック・ドリルにもすすんで取り組んでほしいです。夏休みは、特にまとまった時間がありますので、不得意な分野や理解が不十分なところも復習できる大きなチャンスです。
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