ここから本文です。
更新日:2023年12月25日
終業式後に、児童に向けて校長先生から「天文台プロジェクト」についての以下のお話がありました。
これまで、三鷹市の職員よりCS委員、保護者、地域の方々への説明がありましたが、初めてきちんと子どもたち向けに話をすることができました。
【小学生向け 新しいおおさわ学園の教育構想について(校長先生)】
今日は、みなさんに大切なお話があります。
みなさんもよく知っている国立天文台。たくさんの木があって、いろいろな生き物も住んでいますが、今は十分に手入れされていない場所もあります。
そこで三鷹市では、天文台の森がずっと続くようにしっかりと手入れすることと合わせて、その場所に、新しい学校を作ろうと考えています。
その学校は、羽沢小学校と大沢台小学校の子供たちが一緒に通う、天文台の森の新しい学校です。写真が写されていますが、羽沢小と大沢台小が一つになった新しい校舎を天文台の土地の中、七中の近くに作り、小学生と中学生が今よりももっと一緒に、勉強やいろいろな活動ができるようにおおさわ学園を一つの学校にする計画です。
では、なぜ羽沢小を天文台に移す必要があるのでしょうか。羽沢小は野川のそばに建っています。みなさんもテレビなどで見たことがあると思いますが、台風や大雨で川が急に増水したり、川があふれ人が住んでいる家まで水が流れてきたりする、深刻な被害が、日本各地で起こっています。学校は、災害時に避難生活を送る避難所になりますが、避難所は、安全な場所にあることが大切です。そこで、災害時に避難所にもなる学校を高台である天文台の森に移転し、新しい学校にすることを考えているのです。
みなさん、今のお話を聞いてどう思いましたか。この後、みなさんの意見やアイデアをお聞きしますので、考えてください。おおさわ学園の子供たちのアイデアをぜひ聞きたいと、今日は教育委員会の人たちも来てくれています。
この後、各クラスに戻ってから、担任の先生を通して、みなさんに、新しい学校のアイデアをお聞きします。「こんな学校をつくってほしい。」、「こんな学校に行ってみたい。」ということを考えて、教えてください。また一方で、「こんなことが心配だ。」ということがあったら、それも遠慮なく教えてください。
新しい学校を作るのは、とても時間がかかることなので、もしかして、みなさんが小学生の間には完成は間に合わないかもしれませんが、これからのおおさわの子供たちのためにも、ぜひ協力をお願いしたいと思います。
【校長先生のお話の後、各学級で子どもたちはアイデアをたくさん書きました。】
担任から以下の説明をしました。
先ほど、校長先生からお話があったように、三鷹市では、羽沢小学校と大沢台小学校の子どもたちが一緒に通う、天文台の森の新しい学校を作る上で、みなさんの意見やアイデアを教えてほしいということです。
今から、アイデアカードを配ります。
「学校がいっしょになったら楽しみなこと、やってみたいこと。」、「新しい学校がこんな学校だったらいいな」ということを考えて、アンケートカードに書いてください。また一方で、「こんなことが心配だ。」ということがあったら、それも遠慮なく書いてください。
みなさんに自由に意見を書いてほしいので、アンケートに名前は書かなくて結構です。
お問い合わせ