ホーム > 学校案内 > 学校だより > 四小だより 十月号

ここから本文です。

更新日:2024年2月21日

温かい思いは伝染する

副校長  三橋 智子

 先日、新聞のコラムでこんな記事を見つけました。※「ジョージタウン大学のクリスティーン・ポラス准教授は企業で行った調査で社員の誰かが思いやりのある行動をすると、相手も同様の行動をとるようになり、社内にいい雰囲気が広がると報告している。温かい思いは伝染するのだ。ルイジアナ州の大病院では、これを応用し、温かい思いを広げる「10/5ウェイ」というガイドラインを策定したそうだ。誰か約10フィート(約3m)の距離まで近づいたら目を合わせほほ笑みかけること、5フィート(約1.5m)以内に近づいたら「こんにちは」ということ、というガイドラインだ。これが実行されると病院内の雰囲気がよくなり、患者さんの満足度が上昇したという。」

 挨拶運動には四小も取り組んでいますが、挨拶だけでなく、親切や思いやり、周りの人への感謝の気持ちが人から人に伝わって広がっていけばよいなと常日頃考えています。子どもたちの周り、保護者の皆さんの周りには地域の方々がかかわってくださっています。先日も連雀学園コミュニティ・スクール委員会の皆さんが、連雀学園小・中学校の全教員と一緒に、子どもたちがこんなふうに育ってほしい、どんな力を伸ばしたらよいだろうか等と真剣に熟議を行いました。私は、この話し合いの中で、子どもたちや保護者の皆さんを支える人々がコミュニティ・スクール委員会や夢育支援ネットワーク、PTAの役員・係の方々、OYJの方々とこんなにもたくさんいることをもっと知らせていかなければならないと思いました。そして、支えてくださる方々に感謝の心をもってくらしていけば四小がもっともっと心地よくくらせる場所になるのではないかと考えていました。

 子どもたちの心の健康についても学力についても常に自己点検を続けてまいる所存です。また、学力・学習状況調査の結果等を反映した授業改善推進プランをお示しし、情報提供をしてまいります。                   

 ※毎日新聞9月10日「新・心のサプリ 海原純子」より引用

学力・学習状況調査の結果について

 国及び都、三鷹市の学力・学習状況調査の結果が届き、子どもたちに個別指導の上、ご家庭に配布したところです。これらの調査は、個々人の学力の状況を知り、児童の三つの資質・能力(「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」)をバランスよく育成するとともに、学校においては授業改善を推進していくためにあります。学校としての成果(〇)や課題(▲)について、以下のような観点で、児童の学力の定着・向上に向けて一層の授業改善を図ってまいります。

【国語】

〇目的を意識して、中心となる語や文を見付けて要約することができる。

〇送り仮名に注意して、適切なものを選択することができる。

〇文章の種類とその特徴について理解している。

▲図表やグラフなどを用いて、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫することができる。

▲学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使うことができる。

【算数】

〇図形を構成する要素に着目して、長方形の意味や性質、構成の仕方について理解している。

〇被乗数に空位のある整数のかけ算の計算をすることができる。

▲正三角形の意味や性質について理解している。

▲高さが等しい三角形について、底辺と面積の関係を基に面積の大小を判断し、その理由を言葉や数を用いて記述できる。

【今後の指導について】国語においては知識・技能は全体的に高いのですが、思考力・判断力・表現力のなかで書くことのみやや低くなっています。算数においては知識・技能はバランスよく身に付いていますが、図形のなかの一部分について、身に付いた知識を活用して問題解決する力にやや低い部分が見られます。基礎的・基本的な学習を通して定着を図り、問題解決的な学習によって活用する力を高め、授業改善を進めてまいります。

四小だより(10月号)(PDF:468KB)

10~11月行事予定(PDF:98KB)

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

連雀学園三鷹市立第四小学校

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目25番1号

電話番号:0422-44-5373

ファクス番号:0422-42-3590