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更新日:2024年2月14日
校長 佐藤 勇人
今年度は、体力向上の取組みの一つとして、年間を通して長なわ跳びに取り組んでいます。全校では毎週木曜日に長なわ朝会を行います。学級によっては、体育の時間の体つくり運動などで取り組んだりもしています。
私も、担任時代にはこの長なわ跳びに取り組んだことがありました。全国一の小学校では、3分間で600回以上も跳ぶことができます。ここに何とか近付けないかなと、その学校の動画を見たり、勉強している先生に教わったりして、自分の学級の子供たちに跳び方を一生懸命教え込んでいました。毎日練習して、記録をとっているうちに、日頃は同じくらいの回数で推移する記録が、ぴょこんと伸びることがあることに、あるとき気付きました。それは、子どもたちが、自分たちなりに工夫してうまくいったときでした。「跳ぶのが苦手な人は、真ん中くらいに集めて少しゆっくり回そう」「回し手は体の向きを少し変えてなわを抜けやすくしよう」など、担任の私が教え込むのではなく、相手のことを考えて、自分たちで考え、工夫したときこそ、記録が伸び、子どもたち自身の歓びに変わっていったのです。
自分で自分を伸ばし、みんなが楽しい生活を築く「夢育の学び舎」 |
今年度も、経営方針の柱として掲げています。自分で自分を伸ばし、みんなが楽しい生活を築く力をつける取組みを推進してまいります。今月は下にもご案内のとおり、学校公開がございます。問題解決的な学習、知的コミュニケーションを生かした学びを取り入れた授業を各教員がお見せします。ぜひ、ご来校いただき、温かい目で、子どもたちの頑張りをご覧ください。
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今年度の通知表「あゆみ」について、現在委員会を立ち上げて改定を進めています。学園共通で導入したQUをベースにするなど夏季面談を充実させるとともに、数多くある所見欄を精選して学校生活の様子をお伝えしようとする方向で考えております。詳しくは、1学期末の保護者会でご説明いたします。
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