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更新日:2022年4月26日
4月26日、高山小で3年ぶりの「自転車教室」が行われました。自転車の正しい乗り方を学ぶ授業で、毎年3年生を対象に行われていますが、コロナの影響で昨年度と一昨年度は開催できなかったものです。
座学だけでなく、「自分の自転車で校庭を走行する」実技のプログラムが含まれているため、多くの大人の協力が必要となる学習です。
まずは、自転車。保護者が当日の早朝に自宅から学校まで運び、夕方は持って帰ってくれます。なかなか大変な準備なのですが、交通安全の面ではとても安心です。今年は153台の自転車が校庭に並びました。
校庭では牟礼駐在所の方と地区委員、交通対のメンバーが朝から走行コースのライン引きを。ジグザグ走行やカーブ走行などあって複雑です。
自転車は1台1台、東京都自転車商協同組合三鷹支部に所属する地域の自転車屋さん4人が手分けして点検してくれます。交通対と地区委員の方々もお手伝いしていました。
自転車商協同組合の会員は三鷹市内に7軒しか残っておらず、交替で市内15校の小学校を全部回っているそう。「高齢化もありなかなか大変ですが、子どもたちのための大切な仕事なので、頑張っています」とのこと。
ここまで約1時間半。10時半から子どもたちが校庭に出てきて、三鷹警察によるレクチャーのあと、走行練習が始まりました。一人ずつコースを走り、警察官や交通対・地区委員の指導を受けます。
3年生はふざけることもなく、真剣に取り組んでいました。校庭を自分の自転車で走ることも、「おまわりさん」に直接指導されることも、なかなかない体験です。今日の学びを忘れず、子どもたちが事故なく安全に自転車に乗れることを願っています。
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