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更新日:2024年2月6日

  令和5年度 1月号 

新年に想う、それぞれの成長

校長 門野 吉保 

 7月の学校だよりでも触れましたが、6年生の自主的なあいさつ運動が始まってから1年が経ちました。昨年の11月頃から学校のためにできることを考え、始まりました。空っ風の吹く寒い日や、雪の舞う日、雨の日、猛暑日など自分たちで決めたことを、継続してやり通すことができるのは大変、素晴らしいことです。最近読んだ本の中に「才能とは偶然である。たまたま偶然、自分にふさわしいものに出会えることを才能と呼ぶ。何が自分にふさわしいかは、結果がでるまでわからない。」とありました。専門的な知識を獲得したり高度な技術を身に付けたりするためには、継続的な努力を積み重ねていくことが最も重要であることを、私たちは経験知として学んでいます。継続する力は、誰にも必要な資質・能力の一つだと思います。このような6年生が南浦に在学していることに喜びを感じるとともに、出会えたことに感謝します。

 阪神タイガースの湯浅京己選手は156㎞/hの剛速球を武器に日本代表の一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、3試合に登板し防御率0と大活躍し世界一に大きく貢献しました。

 湯浅選手は、野球人生の苦境の度に「まだまだピークじゃない」という言葉を思い浮かべるそうです。高校時代も成長痛で歩くこともままならず、ようやく投手としてマウンドに立てたのは2年生の秋の練習試合。3年生の夏の県大会ではエースとして活躍し全国大会出場を決めるも、甲子園ではベンチ入りメンバーから外れました。

 高校卒業後は、独立リーグのトライアウトを受けて進み、翌年、阪神タイガースにドラフト6位で指名されプロ野球選手になりました。入団後も怪我が続き、入団3年目にようやく一軍のマウンドに立てたのですが、この年の防御率は18.00と散々でした。4年目となる2022年は、59試合に登板し防御率1.09と大ブレークし、勢いそのままにWBCでの大活躍につながります。しかし、大会終了後、更なる活躍を期待されましたが、疲労蓄積もあり登板は15試合に留まり、怪我の治療や2軍での調整と低迷しました。

 湯浅選手の野球人生は、まさに山あり谷ありの凸凹。スポットライトを浴びで華々しく活躍している時間よりも、練習に打ち込んだり怪我の治療や調整などに取り組んだりするなど日々、コツコツと努力を積み重ねている時間の方が圧倒的に多い。こういう状況で湯浅選手は「落ち込んでいても何も始まらない、できることをやろう」と、何度も怪我や挫折に向き合い、乗り越えてきました。

 まだまだ先に、自分のピークがあると信じて。夢をもつこと、信じることは人の原動力です。私たち教職員一同も、子どもたちの明るい未来を信じて、今年もがんばります。

 さて、大谷翔平選手からのグローブはいつ届くのでしょうね、楽しみにしています。

令和5年度 1月号①(PDF:630KB)

令和5年度 1月号②(PDF:308KB)

令和5年度 1月号③(PDF:275KB)

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