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更新日:2024年2月1日
この日は、2年に1回の三鷹市教育委員会指導課の方々の訪問がありました。全部で9名の方にお越しいただきました。
3・4校時に、全ての学級の授業・子どもたちの様子を指導課の方々に見ていただきました。
たくさんのお客様の御来校に緊張をした子もいたと思いますが、自分たちが頑張っている普段の様子を見ていただきました。
たくさんお褒めの言葉をいただきました。
授業に向かう姿勢が素晴らしい、学習用タブレット端末を使いこなせている、地域人財・施設などを活用した授業が展開できている等です。
5校時は、校内研究授業です。今年度最後です。
今回は、わかば学級の3・4組(4・5年生)の総合的な学習の時間の授業です。
『みんなで作った野川博物館に招待しよう』という単元名です。
野川博物館、そして招待
単元名を聞いただけでも、子どもたちが、「やってみたい。」、「楽しそう。」と思える内容ですね。
春から夏、そして秋、冬と一年間かけて全部で24時間もの大単元です。
この単元の目標は、大きく三つあります。
〇四季を通して野川の植物や昆虫などについて知り、野川が価値ある場所であることが分かるとともに、課題解決のための情報の収集・整理・分析・表現の方法を理解し、選択できるようにすること【知識及び技能】
〇野川のフィールドワークなど、体験的な活動を通して課題を見付け、課題解決に向けて必要な情報の収集を行い、それらを整理・分析し、まとめたり表現したりすることができるようにすること【思考力、判断力、表現力等】
〇学習を通して野川の見方の変化に気付き、地域の一員として思いを深め、野川と専門家の方々と出会うことで、自分たちでできることを考え、地域をよりよくしていこうという思いをもつことができるようにすること【学びに向かう力、人間性等】
今日の授業は、全24時間中の20時間目であり、
めあては、「野川はくぶつかんをパワーアップさせよう!」です。
専門家のゲストティーチャーがこの日の授業にも参加していただきました。
これまで8回ものフィールドワークを行いましたが、その際にも現地で分かりやすく・具体的かつ・説得力のあるアドバイスをたくさんいただいた方々です。
野川博物館の完成、そして招待、楽しみですね。
たくさんの先生、教育委員会の方々に見ていただく中、とても頑張ったわかば3・4組の子どもたちでした。
授業後には、図書館で研究協議です。
「探究心を育む授業を目指して」という研究主題のもと、4本の研究授業を柱に、1年間、校内研究を進めてきました。
7月には2年生、9月には3年生、11月には5年生、今回のわかば学級(4・5年生)と、様々な学年、教科等で授業実践を行い、探究心を育めるように工夫してきました。
自分で調べる力(手段の選択、問いへの正対、情報の収集、読解力)
整理・分析する力(比較、分類、仲間分け、順序、組み合わせ、関連付け等)
自分の力でまとめ、表現する力(構成、発表、振り返り等)
これらの力は、一朝一夕で身に付くものではありません。
毎時間の授業、そして、校内研究で重点的に取り組んできたからこそ、少しずつでも身に付き、年間として、子どもたちの資質・能力の向上につながっています。
これを、今年度の校内研究の成果としてまとめていきます。
そして新たな課題も見付かるかもしれません。
今年度の校内研究の研究授業としては今日で終わりですが、また新たな課題に向かって、また子どもたちの資質・能力を高めるため、校内研究(研修)を進めていきます。
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