にしみたか学園 三鷹市立井口小学校 > 学校生活 > 学校生活の様子 > 3/11(月)東日本大震災を振り返る
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更新日:2024年3月11日
東日本大震災から13年経ちました。
震災後数年は、子どもたちも震災の記憶が強かったのですが、年々それも変化しています。
現在小学校に居っている子どもたちは全て震災後の生まれになりました。
当時、私は井口小に勤務していました。
子どもたちが通っているこの井口小の当時の様子を伝えることも必要だと思い、
今日の朝は13年前を振り返ってお話をしました。
以下、そのときに話した内容です。
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私は当時、井口小で算数少人数の先生をしていました。
5時間目が終わり、職員室に戻って自分の席に座っていると、突然校舎が揺れ始めました。
始めは「またいつものような地震だな」と思いましたが、
すぐにユサユサと大きな揺れになりました。
職員室から外に出られるように、出口を空けようとしましたが、
校舎が揺れで傾いたのか開かなくなっていました。
(揺れが収まり、しばらくして元に戻りました。)
子どもたちは、いつも練習しているように静かに校庭に避難しました。
普段の避難訓練は大事なんだなと思いました。
曇り空で寒い日でした。小さな子供たちの中には泣いている子もいました。
ぽつぽつと保護者の皆さんが迎えに来てくれていたので、皆お迎えを待ちました。
余震も少なくなり、引き取りを待つ子供も30人ほどになった時点で校舎内に入りました。
最後のお迎えがきたのは夜の9時10分でした。新宿から歩いて戻ってきたそうです。
私も家族が車で迎えに来てくれたので、それに乗って帰りました。
中央線が止まっていたので、連雀通りは歩いて帰る人が長い列になっていました。
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※写真は今年の避難訓練の様子です。
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