更新日：2024年4月19日

三小校長ブログ4/12号

考える全校朝会

 

今年度から児童朝会を全校朝会として

リニューアルいたしました。

昨年度は、低・中・高学年別に

３週に１回の児童朝会を

校長からの１０分間の授業として

プレゼンをしながら、みんなで考える

オープンエンドの授業を行ってきました。

 

傾聴し、よく考える姿は、

学年担任協働で単元開発して

学習した成果と共によく見られました。

しかし、全校児童が集合する集会や避難訓練では、

その成果が生かされません。

 

その理由は、コロナ禍で全校児童が集合する

機会がなくなり、その経験不足が第一の理由です。

そこで、今年度から全校児童が集合する全校朝会に

リニューアルしたのです。

 

内容は、６年生が交代で、代表の２名が朝の挨拶をします。

挨拶の後に一言話をします。

６年生にとって全校児童の前で話をすることは、

とても大きな機会です。

他の学年にとっては、最高学年の姿としてあこがれをもちます。

 

その後に、１０分間の授業をします。

今年度は、私の授業だけではなく、

学年担任、専科が、工夫して

子どもに考えさせる、心に火をつける

子どもの心に届く授業をします。

 

第１回目の今週４月１６日の全校集会では、

私から、この全校朝会の目的を

全児童で考える授業を行いました。

多くの子が手を挙げて自分の言葉で、

考えたことを発表しました。

入学したばかりの１年生も

良く手を挙げました。

 

全校朝会の目的は、集団行動です。

多くの人が移動する

多くの人が集合する

これが集団行動です。

集団行動は、指導するべきことですが、

なかなかどの学校でも徹底していません。

それは、一方的な指導になりがちだからです。

子ども一人一人が自分事として捉え、よく考える事。

これがなければ、集団行動の力は身に付きません。

本校では、徹底するために、

１年間この全校朝会を通して、

一人一人が良く考えることで、

集団行動の力を涵養します。

 

第１回目の全校朝会は、

子どもたちが良く傾聴し、考えていました。

これからが楽しみです。

 

最後に、今月の書を発表しました。