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更新日:2020年7月10日
あとしまつをしっかりしよう
校長 小坂 和弘
学校が段階的に再開され早ひと月、通常通りの登校になって約1週間が経ちました。
6月1日現在、本校の児童数は700名ちょうど。
先月のお休みは日に数名ととても少なく、毎日、子供たちも大変意欲的に学んでいます。
5月の分散しての登校時と大きく変化を感じていることは、子供たちが自主的にいろんな事をよく考えながら適切に判断して行動していることです。これまでは先生方に指示されて動くことが多かった子供たちですが、玄関や洗面所が込み合っている様子があれば、よく様子を観て、空くまでしっかりと待っている姿が増えてきました。
また、対面で話さなくてはならない時には一定の距離をしっかり保つこと、運動をする時にはマスクを外すのでより一層距離をとること等を徐々に判断して行動できるようになってきています。
ある子と話した時に、「人にうつさないことが大事」、「友達の家を訪ねる時にマスクを着けていかないとね」、「友達と遊びたい時は自分の家族だけでなく、友達の家族の意見も聞かないといけないよ」、「これは全部マナーですよ」と話してくれました。これらの事はとても大切なことですし、この子はしっかりと正しい判断基準を授けてもらい、状況にふさわしい行動がとれるようになってきていると感心させられました。
3つの密を避けるなど「新しい生活様式」を模索しながら生活を築いていく必要があります。『未来は今、ここにある』の言葉の通り、いましっかりと繰り返し身に付けさせ、将来に生きて働く力にしていく必要があります。
状況の変化に応じて、正しく理解し、適切な行動を自ら切り拓いていけるよう、学校、御家庭、地域の皆様がともに力を合わせ導いていきましょう。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
三小の屋上のアジサイ
青少対第三地区委員会から、新型コロナウィルス感染症の感染・拡大の防止のため、本年度の「三地区まつり」は中止とお知らせがありました。
7月は学期いっぱいの20日まで授業を行い、成績を31日の登校日に配布します。また、運動会の平日の分散実施も視野に入れ検討中です。3つの密を避けるなど感染・拡大を防止し、安全に行事を実施するため、方法や内容の変更もありますことをご承知おきください。
5月の学年だよりでお知らせしていました、布製マスクの第2回目の配布分が文部科学省から届きましたので、本日配布しました。
火曜日 長谷川 和泉(市スクールカウンセラー) 8:30~16:45
木曜日 佐藤 澄子(都スクールカウンセラー) 9:30~18:00
◎ 電話等で予約をしてからお越しください。
℡ 0422-43-2128(直通ではありません)
◎ 学校ホームページ『お子さまの心のケアについて』をご活用ください!
http://www.mitaka-schools.jp/sansho-es/oshirase/20200424142058.html
第2学年主任 張谷 綾
やっと全員がそろった2年生スタートです。今年度は、残念ながら、入学式のアトラクションや1年生との学校たんけんを行うことができませんでした。その代わり、1年生のために、三小の特別教室を知らせる手紙を作成中です。
生活科では、野菜を育てる学習をしています。毎年お世話になっている井口農園さんのジャガイモは、担任の方で収穫し、子供たちに持って帰ってもらいました。早速、家で食べた子は「とてもおいしかったよ。」と喜んでいました。学校では、ミニトマトが収穫を迎えています。毎日様子を見に行く子も多く、赤く実ることを心待ちにしています。
まだ、2年生は始まったばかり。様々な経験を通して、3月には「本物の2年生」になれるよう、成長を見守っていきます。
第4学年主任 大門 知美
4年生は、社会科で1年間を通して、「東京都はどのようなところなのか」「自分たちの生活を支えている水はどのようにやってくるのか」「ゴミはどのように処理されるのか」「郷土の発展にどのような人々が貢献したのか」といった内容を学びます。まさに教科を通して「社会」を学ぶ1年間であると感じます。調べたり、体験したりして学ぶことも多いです。
6月中は、東京都の立体模型を作成して東京都の「姿」を体感しながら学びました。20mおきに高くなっていく模型を組み立てながら、「西に行くほど高いねえ!」「2000mを超える山があるなんて!」「高尾山、行ったことあるけど思っていたより低いよ!」と目を輝かせる子供たち。最後の雲取山のパーツをボンドで付け終わると、様々な角度から眺めていました。縮尺物差しで実際の距離を測ったり、川の流れを指でたどったりすることもできる模型を気に入った様子です。自分が行ったことのある場所を確かめ、新しく行きたい場所が増えた子もいます。
7月には、東京都水道局の「水道キャラバン」も予定されています。水かきれいになる仕組みを体験できる実験コーナーも、クラス別に3密を避ける配慮をして実施していただけることになりました。いろいろな制約がある中ですが、体験や見学の機会を大切にして子供たちの学びを深めていきたいと考えています。
研究主任 片山 真弓
三鷹中央学園では、「自ら考え、表現する児童・生徒を育てる指導の工夫~児童・生徒の「分かる・できる」を意識した学習過程の改善~」という研究主題のもとに研究を行っています。
今年度は、昨年度作成した三鷹中央学園版小・中一貫カリキュラム(小学校と中学校9年間の連携を推進、充実させるための指導計画)を基に、カリキュラムの内容を検証し、本学園の子供たちの実態に合わせた授業を行うために研修を重ねていきます。
校内研究では、国語を中心として、育てたい資質・能力をつけるための指導法を研究していきます。昨年度児童が身に付けた力を土台とし、児童の課題を明確にしながら解決するための方法を考えていきます。今年度は、学年ごとに課題を把握し、児童の実態に合わせて指導法を研究し、研究内容を共有していきます。
全校児童が今までの学びを生かすことができ、「できる!分かる!」と実感できるよう研究をすすめていくとともに、今後も教員が共通理解を図りながら、児童が何を学ぶのか、どのように学ぶのか、そして何のために学ぶのかを明確にして指導に当たっていきます。
生活指導副主任 田原 秀作
三小では、子供たちが安全・安心な気持ちで快適に過ごせるように日々取り組んでいます。安全を見守る体制を充実させるために学校・家庭・地域社会・関係機関等と連携を深め、パトロールや通学路の点検を定期的に行っています。
1年生での交通安全教室、3年生での自転車教室、全学年が取り組むセーフティ教室や避難訓練など交通事故、災害、犯罪等から身を守る能力の育成を図っています。そして、非常時の安全確保のために自分で考えて行動できることを目指して指導しています。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため「うつらない。うつさない。」を意識し、「3つの密(密閉・密接・密集)に注意」「手洗いの徹底」「咳エチケット(マスク着用等)の励行」を実施しています。子供たちの心のケアも大切になります。色々な変化に対応することがこれまで以上に求められますが、みんなで力を合わせて子供たちの安全・安心を守っていきます。
今年度は、残念ながら1年生を迎える会を行うことができませんでしたが、歓迎の証に6年生から1年生へ手作りのメダルをプレゼントしました。休み時間にも少人数ずつ6年生が1年生の教室に行き、交流をしました。2学期後半より、なかよしグループ活動も再開する予定です。
プレゼントについて説明する様子6年生 メダルを渡す6年生
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