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更新日:2018年10月10日

平成30年度 三小だより10月号

10月の生活目標

落ち着いた生活をしよう

思いあふれる運動会 ~支えられ発揮される子供たちの力~

副校長 有本 香織

 ふと空を見上げれば、まさに『天高く馬肥ゆる秋』です。秋晴れの日、空気は澄み渡り、空はとても高く感じられます。あまりの気持ちのよさに胸いっぱいに深呼吸をしたくなります。また、秋は『収穫の秋』でもあります。学校の畑でも、子供たちが育てた米やさつまいもなどが収穫の時期を迎えています。秋の快適な気候と豊かな実りで食欲も増し、子供たちも一段とたくましくなる秋です。
さて、9月29日(土)は雨雲レーダーとにらめっこしながらの運動会開催となりました。残念ながら途中で中断せざるを得なくなりましたが、たくさんの保護者や地域の方々がご来場くださり、子供たちに大きな声援や温かい拍手をくださいました。子供たちの誇らしげな顔が印象的でした。子供たちは「一つの行事をみんなで創り上げる」という大きな目標に向かって、日々真剣に練習に取り組んできました。
<今年の運動会のスローガン>

H30年度三小だより10月号写真01
 このスローガンには、子供たちの思いや願いが詰まっています。5・6年生が『三小のみんなでどのような運動会を創り上げたいか』について各クラスで話し合います。その思いを受けて代表委員会がスローガンを考えました。
 開会式で代表委員会の児童がスローガンに込められた意味を説明しました。①一人一人が全力で競技に参加し、チームの勝利につなげようという意味がこめられていること。②チームというのは赤組・白組というだけではなく、各学年、三小全体という意味もあること。このスローガンには、運動会に取り組む気持ちや姿勢についての高学年から下学年への熱いメッセージが込められています。応援合戦では、全校児童が声を合わせてこの言葉を言うことで心が一つになりました。
 どの子も主役、全員が輝いた運動会になりました。
 この運動会の成功は、連日の運動会の取組の中で、お子さんの心のケアや体調管理をしてくださったご家庭の支えがあってからこそだと思っています。いつもありがとうございます。
先日、PTA会長に次のようなお話があったそうです。お子さんが何となく学校に行きたくない気持ちをもっていた頃、放課後の三小わいわい広場の方に声を掛けてもらったことがきっかけとなり、気持ちよく登校できるようになったそうです。「学校に先生や職員など学校関係者だけでなく、色々な大人がいてくださるよさを感じました。」とおっしゃっていたそうです。三小にはいつも多くの方々が来校され、子供たちへの声掛けや見守りをしてくださっています。この運動会でも多くの子供たちが保護者、地域の皆様から『頑張る力』をいただいたのだと思います。
 そして、もう一つは、温かく時には熱く子供たちの成長を信じて根気強く育んでいった教職員の存在です。私は、三小の教職員を誇りに思います。これからも私たちは『チーム三小』で子供たちを育んでいきます。
早朝練習 真剣に取り組む姿は下級生の憧れ

H30年度三小だより10月号写真02

校庭整備 子供たちの安全を守るために

H30年度三小だより10月号写真03

防災教育

生活指導主任 鳥橋 修

 本校では、災害の多様な場面を想定した訓練を毎月1回以上実施しています。また、児童の災害に対する意識を向上させるために日常的に防災教育を行っています。

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 スムーズに移動できるように通路側の机の横にはものをかけないようにしています。  緊急移動時のためにも、日ごろから上履きのかかとを踏まないことが大切です。  右側通行を意識できるように、廊下の中央に緑の目印がついています。  職員室前には、各学年で取り組んでいる防災教育の実践が掲示してあります。

 道徳授業地区公開講座

道徳教育推進教師 張谷 綾

 昭和33年からスタートした道徳の時間は、今年で還暦を迎えます。そして、今年度から道徳は「特別の教科 道徳」と名称が変更し、教科になりました。「でも、何がどう変わるの?」と疑問をもたれた保護者の皆様も多いと思います。心について考えることは、以前と変わりません。ただ、今まで以上に、自分や相手のことを考え、将来出会うであろう出来事に対して、自らが判断し行動できるような心の教育をしていく時間だと考えています。
 さて、今年度も、10月27日(土)に道徳授業地区公開講座を行います。今年度のテーマは、「自己を見つめ、自分と相手の生き方について考える」です。特に、相手との関わりについて考えていきます。また、4校時には、株式会社タンジェリン・ラボの高橋ライチさんをお迎えして、「生きる力を育む~子どもの話を聴くコツ~」について講演を行います。ぜひ、こちらにもご参加ください。

中央学園の窓

「三鷹中央学園」通信  学園研究会が行われました。

9月5日(水)に学園研究会、小学校の授業が行われました。今回は、社会、道徳、外国語活動、支援学級の授業でした。今回の授業の成果と課題を今後の
授業にいかしていきます。詳しくは学園HPをご覧ください。
http://www.mitaka-schools.jp/mitakachuo/

学園各校通信「七小」  今年も中井貴恵さんの読み聞かせがあります!

 今回で3回目となる、俳優の中井貴恵さんのグループによる読み聞かせが、10月
17日(水)の2校時(9:35~)に行われます。公開ですので、保護者・地域の皆様もぜひお越しください。当日会場で、関連の本などの販売もあります。

学園各校通信「四中」  3年生:修学旅行に行ってきました!

9月8日(土)~10日(月)の3日間で、3年生は京都・奈良へ修学旅行に行ってきました。伝統ある寺や神社を訪れ、日本の古き良き伝統に触れるだけでなく、班行動を通して友情をさらに深めることができました。また、14日(金)に理数教育授業、18日(火)に生徒会役員選挙、22日(土)に道徳授業地区公開講座を行いました。

読書週間

学校図書館担当 片山 真弓
学校図書館司書 滝島 奏未

 今年も芝生の養生期間に合わせて、紅葉読書週間が始まります。今年はどんな実りのある読書の秋になるのでしょうか。今回は、図書委員会の活動やクラスでの取組みを紹介します。
〈図書委員会の活動
図書委員会では、週間中に中央学園司書企画の「捜査手帳」の手伝いをしています。「捜査手帳」とは、児童が探偵になり、「中央学園推薦図書」の本を読み進めて、謎を解いていく活動です。その中で、図書委員の児童が休み時間に読み聞かせを行い、その読み聞かせを図書館に聞きにくると、スタンプがもらえます。また、低学年児童は図書委員のお兄さんお姉さんに音読を聞いてもらい、一つスタンプをもらいます。昨年度は紅葉読書週間中の図書館に100名近い児童が集まりました。今年もみんなに楽しんでもらえるよう、読み聞かせの練習をしています。
〈クラスの活動〉
クラスでは、週間中に「心に残った一冊の本」と題して、読んだ本の紹介カードを書いて掲示しています。各クラス代表2名の作品が図書館前に貼ってあるのをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。児童は、様々なジャンルの本に触れ、自分の思いを絵と文でまとめることで本を味わうことができます。友達の書いた作品に触れることで自分以外の読書の世界を知り、更に本の世界に引き込まれる児童もいます。6年生のあるクラスでは、友達が書いた「心に残った一冊の本」の紹介カードから、自分が読みたくなった本を選び、読むとシールを貼っていく活動を行っています。この活動を通して、思いを共有し、更に自分の思いを深めることができます。子供たちの「大切な一冊」は大好きな家族や友達、人との関わりの中で見つかっていきます。読書の秋、本を通して広がる会話を、ご家庭でも楽しんでいただければと思います。

教室の窓 5年生  Cha Cha Cha !

第5学年主任 伊藤 瑞恵

 5年生は4月から「Cha Cha Cha!」を合言葉に取り組んできました。これは、「Chanceを見つけて、Challengeし、よりよい自分にChangeしよう」という意味です。
 毎日の学校生活の中には、子どもたちが成長するきっかけがたくさんあります。高学年の仲間入りをした5年生は、委員会活動、なかよしグループ、新しい教科の学習…と、その機会もさらに多くなりました。しかし、それらをチャンスととらえられるかどうか、挑戦できるかどうかで、成長の仕方は、大きく変わります。
 今回の運動会練習にも様々なチャンスがありました。表現運動の難しい振付を諦めずに練習する「努力」や、友達と教え合う「協力」。騎馬戦で痛みをこらえ友達を支える「心身の逞しさ」、周りの目を気にせず、大きな声で応援したりおもいきり踊ったりする「勇気」、学校全体のために係活動をやり遂げる「責任感」、6年生の姿から学ぼうとする「向上心」…。
 5年生の子どもたちが、素直な心でチャンスを見つけ、チャレンジしようとする姿は、とても素敵でした。とはいえ、一度のチャレンジでそう簡単にチェンジできるわけではありません。運動会のチャレンジをきっかけに、子どもたちが前向きに「Cha Cha Cha!」を積み重ね、成長していけるよう、支援していきたいと思います。

校内研・学園研

研究主任  杉山 なつめ

 三鷹中央学園では、昨年度の研究発表での研究主題である「自ら考え、表現する児童・生徒を育てる工夫~主体的・対話的で深い学びを視点とした学習過程の工夫~」を引き継いで、今年度も研究を行っています。今年度は、9月に三小と七小で社会、道徳、外国語、教育支援の授業を行いました。
 三小では、4年社会と5年道徳を行いました。5年道徳では、『相互理解・寛容』という、難しいテーマについて子供たち同士で考えました。話の中に出てくる登場人物の気持ちになって考えていく中で、自分自身をよく見つめなおし相手の良さに気づくことの大切さや、お互いのことを認め合っていくことが大切であるという振り返りが子供たちの意見の中から出てきました。
 校内研究は、学園研究と同じ主題ですが、より三小児童の実態に応じた授業を行っています。
1学期には1年算数と3年国語で授業を行いました。3年国語では、物語「もうすぐ雨に」のよさを読み味わい、自分が感じたことを友達に伝え合う学習でした。ファンタジーのよさを伝えられる人を「ファンタジスタ」と名付け、みんなファンタジスタになろうと、自分のお気に入りの場面を教科書から見つけ、自分の考えを書いたり発表したりしました。
H30三しょうだより10月号写真08

10月行事予定

今月の教材費等の口座振替日は、10月9日(火)です。
 1(月)振替休業日・都民の日
 2(火)もみじ読書週間開始
 4(木)児童集会
 5(金)音楽鑑賞教室(全学年)朝読書
 8(月)体育の日
 9(火)社会科見学(3年)
10(水)4時間授業
11(木)社会科見学(6年)
12(金)社会科見学(4年) 朝読書
15(月)児童朝会  委員会活動1日に何
16(火)教育相談日①
17(水)4時間授業
18(木)教育相談日② 児童集会
19(金)教育相談日③ 朝読書 もみじ読書週間終了  
22(月)児童朝会 音楽会係打ち合わせ(5・6年)
23(火)教育相談日④ なかよしグループ活動
26(金)学校公開始 朝読書
27(土)学校公開 道徳地区公開講座 4時間授業 給食なし
29(月)学校公開(3時間目~6時間目)終 児童朝会  委員会活動

携帯電話の扱いについて

原則、児童は学校に携帯電話を持ってこないことになっています。持たせる必要がある場合には担任までお知らせください。また、学校で所持している場合は、ランドセルの中に入れて、学校の敷地内では出さないように指導願います。携帯電話の紛失・破損等については学校での責任は負えないことをご承知おきください。

スクールカウンセラーの勤務日

火曜日 兼城 賢志 (都SC)9:30~18:00 
木曜日 長谷川 和泉(市SC)8:30~16:45 
◎電話等で予約をしてからお越しください。 ℡0422-43-2128(直通ではありません)

 

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平成30年度 三小だより10月号(PDF:753KB)

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お問い合わせ

三鷹中央学園三鷹市立第三小学校

〒181-0012 東京都三鷹市上連雀4丁目12番3号

電話番号:0422-43-2128

ファクス番号:0422-76-0675