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更新日:2020年10月5日

CS委員研修

『通信制とNHK学園の今』


7月21日(火)、CS委員であり、NHK学園高等学校統括教諭を務める盛田和彦先生を講師にお迎えし、CS委員、教職員で研修会を開催しました。(CS委員他12名教職員15名)
高等学校の生徒数は年々減少し、一方、通信制高校の生徒数はここ数年増加中(全体の6%)なのはなぜか。現在における通信制高校の魅力を学びました。NHK学園通信制高等学校の生徒層は、昭和37年設立当初は働きながら学ぶ成人生徒が多数だったが、現在は10代の高校現役世代の生徒が多数と様変わりしている。不登校、発達障害、家庭環境等様々な背景を持つ生徒達が在籍。ほとんどの生徒が少しの工夫で自分らしく学び、将来の道を見つけている。『既存の仕組みに合せるのではなく、自分に合う仕組みを選ぶ・構築する時代』が到来しているのかも。『・パーソナライズ(生徒一人ひとりのペースに寄り添い)・ウェルビーイング(一人ひとりが自分らしく過ごせ)・リモート(一人ひとりがストレスのない学習環境をつくれる)』をNHK学園の目標としていきたい、とのお話しでした。印象深かったのは「少年院の生徒は学ぶ家庭環境が無かった子が多く、通信制で学ぶととても良い生徒で、再犯率も下がる」とのお話し。会場からは「心が折れやすい子への指導方法」についての質問や、「コロナ禍において日本の教育の最先端なのでは」などの意見が出ました。

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