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更新日:2023年4月13日
「學」という字
おおさわ学園長 勝野 能光
(三鷹市立第七中学校 校長)
保護者の皆様をはじめ地域の皆様には、日頃よりおおさわ学園の児童・生徒の交通安全や健全育成にご 尽力いただきありがとうございます。おかげさまで子どもたちは 、 地域で元気よく過ごしております。
さて、学園や学校の「学」という文字は、旧字体 では「 學 」と書きます。この「學」という文字は、 上部の中心の二つの「メ印」は「交わり」を意味しています。上の「メ印」は、祖先の霊、すなわち文化遺産との交わり、下の「メ印」は、子どもたちが交わっている様を示し ているそうです。そして、この「交わり」を両側から包んでいるのは、大人の「手」の象形です。子どもたちの「交わり」に対して大人が心を砕き両方の「手」をさしのべている様、あるいは、心を砕く大人の両手に支えられて子どもたちが「交わり 」ながら育っている様が、「學」という字の上部を形成しています。さらに年少の学ぶ子を加えて「學」の字となり、「まなぶ」の意味となっています。古い時代には、一定の年齢に達した若者たちは、氏族の長者たちのもとで氏族の伝統や生活の規範を学んだのだそうです、(學は、古い 字で あり 成り立ちには、 諸説あります)
おかげさまで今年度、おおさわ 学園は、開園 15 年となりました。 おおさわ学園は、コミュニティ・スクールを基盤とした小 ・ 中一貫教育校として様々な交流や多くの特色ある教育活動が行われています。これらの交流や 保護者・ 地域と 「 ともに 」 という取組 は、 15 年という歳月を通して多くの人たちが支え、育ててくださったおかげです。 今年度も学園と保護者・地域が結束し「學」の字のごとく『地域に根ざした おおさわ 学園 』 をさらに充実・発展 させてまいります。どうぞよろしくお願いします。
おおさわ学園 学園長 勝野 能光(おおさわ学園三鷹市立第七中学校 校長) 副学園長 蔵野 貴通(おおさわ学園三鷹市立大沢台小学校 校長) 〃 髙橋 奨(おおさわ学園三鷹市立羽沢小学校 校長) おおさわ学園コミュニティ・スクール委員会 会長 三瓶 恭子さん 副会長 松久多佳子さん 〃 榛澤 久子さん 〃 遠間 美穂さん おおさわ学園スクール・コミュニティ推進委員 倉田 清子さん 藤橋 初美さん |
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