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更新日:2014年10月23日
筑波大学附属小学校の田中博史先生をお迎えして、「子どもが変わる接し方・実践講座」を本校で開催しました。待ちきれない先生たちは、開始時刻10分前には全員会場に着座。5分前倒しで講座が始まりました。柳瀬校長の先導で田中先生が会場に入ると全員が立ち上がって大きな拍手。歓迎の気持ちとこれから始まる講座への期待感が感じられます。
形式的なあいさつと講師紹介はカットし、校長が田中先生の隣に座り、7分ほどの対談が行われ、その中で本日のテーマの背景が話題になり、そのまま講座に突入となりました。
田中先生のご専門は算数教育ですが、今回の講座では算数の話は一度も出てきません。全てがご自身の学級経営の実践に基づいた手法であり、それは9割の先生が気付いていないであろう学級づくり秘訣でした。「子ども一人一人に変化を起こすために、ほめるための仕組みづくりをすること」を話の柱に次々と事例が飛び出してきます。一つ一つの事例とその解決をみんなでちょっと考えてみます。その後に田中先生流のアプローチを聞くと、一般に良しとされていた手法の真逆に近い発想で子どもたちの実態をとらえ、心を育てていることがわかりました。学校の当たり前を見直すことで、本当に大切なものが見えてきた、あっという間の120分でした。(36)
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