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更新日:2017年7月10日

大人版スポーツメンタルトレーニング開催報告

実施日:2017/6/10

スポーツメンタルトレーニング指導士の小林玄樹先生(川崎新田ボクシング専属メンタルトレーニングコーチ)をお迎えし、大人向けの講演を行いました。小林先生は2020年東京オリンピックに向け、東京から100人オリンピアンを出すプロジェクトに参画されているなど、科学的に検証されたスポーツメンタルトレーニングを実践されています。講演には保護者、地域、三校の先生方々70名以上が参加されました。

小林先生

「メンタルトレーニング」とは、スポーツにおける「心技体」の心を鍛えるトレーニングであり、すなわち心の準備です。例えば、本番のプレッシャーに弱い人はプレッシャーに強くなるトレーニングをします。また、知っているのとできる事は違い、身に付くために日々トレーニング(実践)をする事が大切です。検証の結果、一流選手ほどメンタル面の準備をしている事が明らかになっているとの事です。

今回の講演テーマの一つが「自信を高める」でした。自信とは、ある行動をうまく遂行できるという信念。また、自信は準備によって高められます。すなわち、試合や試験に向けて充実した準備が出来ているか?それがその日の結果につながります。大リーグにおいての検証では、その日のパフォーマンスの80%以上の要素は「勝てる」という自分の能力を信じることで決定されているとの事です。

小林先生の講演は、ペアワークを多く活用しています。例:「あなたは、自分の持っている能力や才能を信じていますか?」、自分に自信があるところはどこですか?」野球であれば守備なのか?走塁なのか?バッティングなのか?それともベンチからの声掛けなのか?チームを盛り上げる事なのか?自分の長所につながってくる所は何ですか?これを隣の人と話し合います。

参加者

具体的な実践例として、プロゴルファーの宮里藍選手が紹介されました。アメリカツアーに挑戦し始めた頃、当時最強だったアニカ・ソレンスタムが実践していた「ビジョン54」のメンタルトレーナーに指導を仰いだそうです。毎日自分の長所(自分が最も自信のある事)を10個書き出していく作業が日課だったそうです。最初は難しかったが、慣れてくるとスラスラ書けるようになる。自分のいいとこリストがあることで自信につながるとの事でした。

自信

自信の源とは、準備(技術面や関連する生活習慣)を積み重ねてきた事と、自分の長所を信じる事。したがって、自信とは自分で出来る努力。いかに積み上げていくか。小林先生は、ぜひお子さんと長所を10個書き出すトレーニングを続けてくださいと提案されていました。「10個書くのは難しい。自信は一夜では醸成されない。積み重ねです。だからトレーニングなんです。」と語られていました。

講演を終えられた小林先生のお話

3年前と比べると、大分受け入れられてきたと感じています。メンタルトレーニングというものが鷹南学園全体に浸透してきた事を感じます。小学生向けの授業では、心の持ちようやチーム一体で達成する大切さを、ゲーム体験を取り入れ工夫して伝えていますが、私が子どもの授業で伝えられる100倍が親からお子さんに伝えられます。その意味で大人版のメンタルトレーニングの講演は、科学的に立証された理論と実践方法を徹底的に皆様にお伝えしています。また、「知るとできる」は違うので、ご自身がトレーニングを実践して、しっくりくる事をお子さんと取り組んで欲しいとの事でした。

小林先生の想いが伝わったようで、当日の参加者アンケートによると95%の参加者が講演に満足され、講演内容の理解度も90%でした。コメントにも、「過程をほめる・努力にフィードバックする・できたを積み重ねる」など、実践を意識したコメントも多くありました。

 <参加者アンケート結果(PDF:130KB)

今後の予定ですが、大人版メンタルトレーニングの第2回目を企画しています。皆さんが実践してきたことを話し合える機会をつくる予定です。ご期待ください。

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