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更新日:2017年9月20日

第8回 コミュニティ・スクール委員による、本音トーク 第2弾 その1

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コミュニティ・スクールを支えるコミュニティ・スクール委員会(以下、CS委員会)の実像に迫る『コミュニティ・スクール委員による、本音トーク』第2弾。
今回は、CS委員会と地域の関係について、3校のおやじの会にも所属している委員に伺います。

<本日の委員>
畑谷貴美子
 鷹南学園CS委員会会長。3校全ての分科会に所属。
松本 猛
 五中分科会会長。サポート部会。五中おやじの会会長。
島田良次
 五中分科会。中原小分科会。サポート部会。五中おやじの会前会長。
南條 勉
 サポート部会。東台小分科会。東台小おやじの会元会長。
間壁武宏
 五中分科会。評価部会。五中PTA会長。中原小オヤジの会元会長。
松島真理(進行)
 鷹南学園CS委員会副会長。同広報部長。五中分科会副会長。中原小分科会。

※豆知識※
鷹南学園3校には、それぞれ「おやじ」が構成する会があり、独自の活動を行っています。一方で、五中の鷹南祭や各校のキャンプなどで協力し合い、時にはBBQやソフトボール大会で親睦を図り・・・この12月には、合同で災害時対応訓練を行いました。着々と、地域オヤジ、学園おやじの道を歩んでいます。
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CS委員会の活かしどころ

松島
 今日は、各校のおやじの会に所属していらっしゃる委員の皆さんにお集まりいただきました。それぞれの活動を通して学校・学園に対してできることや、「みんなの力」を活かすためにCS委員会ができることについて感じておられることをお聞かせ下さい。

島田
 3年前、”五中おやじの会”の時に五中分科会のスタッフとして声がかり、その後年度が改まってCS委員を引き受けることになりました。当初、おやじの会として子どもたちに対する興味はあっても、学校や運営には全然興味がなかったんですが、ようやく最近CS委員会や学園ってこんな感じなのかなということが分かってきたところです。

松本
 最初にCS委員会に係わったのは子どもが中原小在籍の時です。
 小・中一貫とコミュニティ・スクールというのは本来別のもので、たぶん三鷹市だけが両者を一緒にやっている、全国的に珍しいケースです。地域を活発にしている団体とか、PTAとかスクール・サポートとか、後からできたおやじの会とか、そういう人達が一緒にやっていくことが、学校と保護者と地域を繋ぐということなんだなと理解できるようになりました。
 個人的にもCS委員会に出ることがとても面白いなと思っています。会の後の飲み会の時でも、子どもたちのために教育的に動くには、とか、子どもと地域が一緒にやって両方にメリットを出すには、などと考える雰囲気があるので、その会話をしているときが楽しみでした。
 自分たちの活動と学校全体・地域をつなげていくと一層広がりのある活動ができるとか、おやじの会のリーダー達とはそういう話をしながら、自分たちと全体の動きがつながってきたのかな。

南條
 私は、たまたま家を購入して、たまたま子どもが東台小に行き、母親達がどんどん仲良くなっていくのにひとりとり残されているような・・・多くのお父さん達はたぶんそうなんじゃないでしょうか。
 東台小の芝生整備の話が盛り上がったときに東台小におやじの会が立ち上がって、そこに入らせていただき、そこからCS委員会に入りました。
 ここを「単に移り住んできた所」で終わりたくない。自分の故郷としたい。会社員として普通に都会に仕事に行っているけれど、最終的には自分の住んでいるところをよくしたいと思っています。

間壁
 女房の代わりに中原小のキャンプの打合せにでたのがきっかけで地域や学校に関心を持つようになりました。それまでは一切地域との関わりはありません。だからトリガー(引き金)は子供ですね。「子どもたちのために何かできる」。
 こうやって仲間ができて顔見知りができて、PTA会長やCS委員まで引き受けることになって、それはそれでよかったんですけれど、悩ましいのは、一生懸命やればやるだけ、新しく入ってこられる方にとってハードルが高くなるという点です。徒党を組んで楽しそうにしていると、外から見るとがっちりできた中には入りづらい。
 ところがPTAって、徒党を組んでいるわけでもないのにやっぱり入りにくい。結局じゃんけんでとか、拝み倒されてとか(笑)、いろんなパターンはあるけれど、「ハードルが高い。めんどくさい」というところがなかなかクリアできない。自分自身もそうでしたから、やっぱり、地域とのつながりがきっかけなのかな。

畑谷
 私はCS委員会の準備の段階からかかわっています。住協の代表で、学校関係の方より年が上。たぶんそういう理由で、地域の方とまとまってやっていきたいので係わって欲しいと当時の3人の校長から頼まれました。
 (第1弾で話にも出たように)「CS委員会は協議機関である」という点がわかりにくいと思いますが、協議で持ち上がってきたことを私たち委員が自分の団体に持ち帰って「(CS委員会のことはわからなくても)学園はこんなことをしたいと思っているんだ」ということを伝えることでお互いに理解が深まると思うんです。私は住協に戻ったときに、いま学園はこんなことをしているんです、こんなことをやろうとしているんです、だから、是非イベントがあれば行ってみてくださいという話をします。こうして各委員が持ち帰ることで地域全体としてコミュニティ・スクールになるのではないかと思います。

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2012.3 第3回鷹南祭 当日準備に集まった五中生と、おやじの会スタッフ
松島
 みなさんいろんな形で鷹南学園に係わっていらっしゃいますが、CS委員会を通じて全体をよくするために、自分たちにはどんな働きかけができると思われますか?

畑谷
 この7月に行った鷹南コンサートや五中の鷹南祭でもそうですが、CS委員会ができて連携がとれていることは、こんなことがやりたいという声が上がったときの協力体制が整っていると思うんです。
 初めてのコンサートであれだけ各PTAが手伝ってくださったりするのは、皆さんが各団体に持ち帰って「やるんだよ、手伝ってね」と伝える流れができているからだと思います。個人でも顔を知っていれば、手伝ってと言いやすいし、組織を通じて声をかけても手伝ってもらえます。もちろん、「やってくれるのが当たり前」という姿勢は一番やってはいけないことですけれどね。もちろん、手伝えなくても、会場にくるだけでもいい。鷹南祭でも顔を出してくれるだけで盛り上がるじゃないですか。そういう形でいろんな人たちと繋がっていくのがCS委員会、鷹南学園じゃないかなと思います。

松本
 それは同感です。やっぱりCS委員会があるからそういう活動もやり易い。
 例えば、初めての中原小のキャンプのときには、”中原オヤジの会”は正規の組織ではなかったので有志で実施するしかないが、自分達の世代が抜けたら翌年に続かないゾと。だから中原小の学校運営協議会(現CS委員会)の主催にして頂いて、実際に委員に何をお願いしたかというと「是非見守ってください」(笑)。
 それを支えに、中学生ボランティアお願いします、コミセンの機材や設備をお借りできませんか、災対連の投光器をお借りできませんか、交通対で行き帰りの安全を見守ってくださいませんか、青少対で・・・。単独でやるのは難しいけれど、繋がって、広がって可能になるというのがすごくある。
 鷹南祭も、なにするの?という状況からスタートしたと思うんですけれど、どんどん盛り上がって。

島田
 その通り。五中のおやじの会だけでは「五中だけの祭」になってしまうけれど、そこでCS委員会の後援をお願いできれば諸団体と連携が取れて学園や地域の行事にまでなる。それが狙いだったんです。
 地域と学校、子どもたちをつなげる、学校と関係ない人もつなげるという意味でCS委員会の役割は大きいと思います。

「問いかける」ということの効用

畑谷
 「協議機関である」というのは難しいことでもあるんですが、学校の校長先生方が経営方針などいろんなことを説明してくださいますね。今まではあんなに丁寧な説明はなかったんです。
 私たち委員が「え?そんなことをしていたんですか」「それ、どうして必要なんですか?」と問いかければ、地域の人や保護者はこう考えるんだということが先生方に伝わるし、例えば校長が交代する - 今回特に3校長総取り替えでしたから - そういうときに地域の人達がこういうことをやっていますよということを話し合いの中から感じて、活動の方針の中に取り入れていってもらう、そういう形で係わっていくことがCS委員会のひとつの役割ですね。
 私たちには経営方針案や教育計画案などはなかなか分かりません。けれど、分からないことは率直に聞くことができる組織であると思います。そういう日頃の積み重ねでお互いが話し合って、方針の中にお互いの意見が入っていくようになってきているという気がしています。

南條
 「質問に答えなくちゃいけないとか、そういう場を作って緊張感を持たせることが学校の質を向上させる一因になっているのかな。進歩を感じられるようになりましたね。

畑谷
 今の3校長は、よく直接会っていろんな話をしていますね。CS委員会もそうですが、すごくコミュニケーションが取れているんですね。
 今がチャンスですよ、なにをやるにも。

・・・・第2弾その2へ続きます。

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