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更新日:2016年5月2日
“万一に備えて”
校長 吉村 達之
報道等でご存じのとおり、熊本県と大分県で、震度6や7といった強烈な地震が複数回にわたり発生し、いまだに余震が続いています。多くの方が亡くなり、避難している方も大勢います。心よりお悔み、お見舞いを申し上げます。
今回の地震は、断層を震源とする、震源の浅い直下型の地震のようですが、ここ東京もひとごとではありません。今回の地震のように複数回にわたって大きな揺れに見舞われると、耐震構造の建造物も被害を受け、使用できなくなる場合があることもわかりました。
本校では、地震や火災など万一に備えて、児童の安全を図るための避難計画の策定をはじめ、年間を通じて避難訓練、防災教育を行っています。この2月には、愛知工科大学等の協力で、バーチャル機器を活用した防災教育を行い、あらためて防災の大切さを子どもたちも学んだところです。また、学園全体でも防災に力を入れ、市の防災課や連雀地区住民協議会と連携をしながら、学校を会場とした地域の防災訓練の実施や、学校が避難所になった場合のマニュアルの改訂、避難所運営の方法などについても協議を進めています。
このような災害は、児童が学校にいる間に起こるとは限りません。外にいるときや自宅にいるときなど、様々な状況が想定されます。ご家庭でも、ぜひこの機会に、お子様を交えて「防災」についてお話していただき、万一の場合の行動についてご確認いただければと思います。
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