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更新日:2017年12月28日
「ありがとう」が増えた今年度の三小。皆様に支えられ、感謝の気持ちを伝える機会が増えました。改めまして、2学期もありがとうございました。
子供たちも、「ありがとう」を増やす取組をしました。下の画像、左は代表委員会のポスターです。1学期に校内に掲示しました。
右は、2学期、中学年の教室に貼ってあったポスターです。代表委員会の取組を受けて、下級生たちも「ありがとう」を増やしたいと願っています。学校全体の取組になりました。代表委員のみなさん、ありがとう。
まずは、子供たちに「ありがとう」をたくさん言いたいです。2学期も、感動をたくさんくれました。
いつも学校を支えてくれる6年生。上の画像、何をしているのでしょう。大きなビニール袋を置き、手には長い棒を持っています。
6年生が、早朝からボランティアで学校周辺の落ち葉掃きをしてくれていました。2学期、6年生みんなで奉仕活動として朝の落ち葉掃きに取り組んでくれました。その後も自らすすんできれいにしてくれていたのです。首に三小スカーフを巻いています。実はこの画像、6年生の社会科見学の日のものです。朝早い集合時間よりも早く来て、てきぱきと働いてくれました。校庭の気温は氷点下でした。こんな日常にも感動をくれます。
6年生を見習っているのか、4年生が昇降口をていねいに掃除してくれました。
日差しがピカピカになった床を照らしてくれます。
マットの上のゴミも、一つ一つ手で拾ってくれました。
「ありがとう」をきっかけに、心が温まる言葉を大切にしようと取り組んでいます。これは、いじめ防止に向けた児童の主体的な取組の一環でもあります。
下の画像、「やさしいことば」をテーマにしましたが、「ありがとう」がやっぱり一番人気です。きっと、子供たち自身がこんな言葉をおうちの方にも言ってほしいのかなと思いました。
書きっぱなしではなく、「言えたら言葉を増やしていこう」というところに、子供たちの意欲が継続してくれたらと思います。やさしい言葉が増えるのを「見える化」していくことになります。
こちらも「言われてうれしい【ふわふわことば】」に「ありがとう」が入っています。クラスで一つずつ目標にして、言えたらシールを貼っていきます。「スモールステップ」で「見える化」です。
低学年も、各クラスにやさしい言葉がたくさん生まれました。この積み重ねが大切だと思います。
お互いに、よかった行いを伝え合う取組です。
一人一人が、その行動ではチャンピオン。
この時点で「②」でしたが、今はもっとよい行いが増えています。
やさしい言葉をかけるのも、やさしい行為です。学年が上がると、直接的な言葉だけでなく、相手の行動からやさしさを受け取れるようになってきます。「ありがとう」の気持ちを込めて、花を咲かせてきました。
学校では、「ありがとう」を伝える場と時間をつくること、増えていくのを実感できるよう「見える化」を図ること、スモールステップで「できた」「よかった」を増やしていくことを大切にしています。
6年生になると、「ありがとう」を言ってもらえなくても、やさしく、責任をもって学校を支えてくれます。先ほどの落ち葉掃きもその一つです。
もちろん、下級生に対して、とってもやさしい6年生です。
音楽朝会で発表をしたときには、他の学年の友達から「ありがとう」が届きます。
七小からも、「ありがとう」が届きました。三鷹中央学園の小学校同士の交流活動です。七小の5・6年生が、三小の学芸会に来てくれました。後日メッセージをいただきました。ありがとうございます。
上の画像は、七小の6年生教室の廊下のものです。三小の5・6年生は、七小の展覧会に行きました。七小の友達が、「学芸員」になり、作品の説明をしてくれたことも心に残りました。
いつもありがとうを言えるとは、限りません。
「ごめんなさい」で「仲直り!」するときもあります。
失敗も振り返る機会をもって、子供たちは学んでいきます。
それでも、やはり「友達と学ぶ」ことはたくさんあります。友達がいるからこその「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」です。友達のほかにも保護者や地域のみなさんと一緒に学ぶことのよさを実感した場面もたくさんあった2学期でした。その様子にも、感動がたくさんあります。また、2学期は、行事も充実し、そのプロセスでもたくさんの感動がありました。まずは、すてきな子供たちに、「ありがとう」でいっぱいです。
それはまた、次の「29年度2学期のアルバム~その②」でお伝えできればと思います。
この1年、三小の子供たちを支えていただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。来年も、「ありがとう」のあふれる三小でありたいです。ご協力をよろしくお願いします。
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