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更新日:2016年5月2日

  平成28年度 5月号

 子どもたちにとって安全・安心な学校・社会を目指して

校長  藤原 和彦

  熊本県熊本地方で、4月14日(木)21時26分、マグニチュード6.5の地震(前震)が、4月16日(日)1時25分マグニチュード7.3の地震(本震)が起きました。その後も震度5弱以上の余震もかなりの頻度で起こっています。1995年阪神淡路大震災、2004年新潟中越地震、2011年東日本大震災、そして2016年熊本地震と、この20年間に4つもの大きな地震が起きています。ということは、いつこの東京に大きな地震が起こってもおかしくはありません。また日本のどこで地震に遭遇しても不思議ではありません。毎月の避難訓練は勿論ですが、常に今地震が起きたらどう行動したらよいか考えておくことはとても大切だという話をしました。ご家庭でも、昨年配布された「東京防災」を使うなどして、再度、地震について考えてみてください。

 また、保護者や地域の方の中にも、お知り合いが被災した方がたくさんいるかと思います。私の友人も熊本に住んでいて、今回の震災に遭遇しました。2日間連絡が取れなかったのですが、日曜日にようやく連絡が来ました。僅かなメールの中に、「水道の水が飲める、暗くなったら電気がつく、布団で眠ることができる。当たり前だと思っていたことができなくなる。当たり前の幸せをつくづく感じています。」とありました。当たり前のことが当たり前にできる幸せ、いつもそんな学校、社会でありたいものです。

 話は変わりますが、4月に本校で、携帯電話に関する以下のようなトラブルがありました。①携帯電話のカメラ機能で、公園のトイレから出てきたところを写真に撮られた。②公園で遊んでいたら、いざこざになり、携帯電話で写真や動画を撮られた。③友達の携帯電話を勝手に使って、メールを送った。などです。携帯電話やスマートフォン、PCに関するモラル教育の重要性がますます高まってきています。学校では高学年を中心にSNSも含めて携帯等の使い方について学級ごとに考える時間を作ります。ご家庭でも、「連雀わが家のスタンダード」、「ネット社会を生きる力を育むために(三鷹市教育委員会)」、「SNS東京ルール」などを活用して、家庭でのルールについて再度考えてみてください。

 子どもたちに、自然災害を含めて危険を回避する力を育てていくためには、学校の指導はもとよりご家庭での取り組みが今後ますます大切になります。各家庭でもう一度、防災や携帯電話、スマートフォン、PC、ゲームの使い方等について相談してみてください。

 

 平成28年度 学校便り 5月号(PDF:351KB)

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