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更新日:2016年5月2日

平成28年度羽沢便り4月号

今年度もよろしくお願いします

                                                 校長 相楽 敏栄 

 今年度、新1年生48名と、新2年生、新3年生、新4年生、新6年生に各1名の転入生を本校に迎え、各学年2学級の全12学級、295名で平成28年度をスタートしました。今日、4月6日に2年生から6年生が、約12日ぶりに元気よく登校してきて、活気のある通常の学校が戻ってきました。子供に大きな事故もなく、嬉しく思います。

 先日ある会合で、地域の方が私の所に来て、5月の大沢コミュニティ祭で児童にボランティアとして協力して欲しい、という依頼をされました。話を聞いてみますと、二つありました。一つ目は、ナガミヒナゲシ(ケシ科ケシ属)という外来植物の駆除についての啓発活動のお手伝いでした。この植物は実際に見ますと、サーモンピンクの色をしたかわいらしい花で、むしり取ってしまうことに罪悪を感じるような花です。ナガミヒナゲシの根や葉から出る物質が他の植物の生育を阻害しますので、日本古来の植物を減少させています。二つ目は、プラゴミの分別に関する啓発活動でした。食料品を始め、お店から買ってくるものには必ずと言っていいほどプラスチックで包装され、衛生管理がされています。家庭から出るゴミの中でも量が多いものです。それを分別し、リサイクルし、活用できれば資源になります。資源にするためには、特に、食料品が入っていた包装をしっかりと洗い、汚れが付いていない状態までにしないと、最後は、燃えるゴミにされてしまい、分別のコストもかかり、そのつけが我々に回ってきます。このことを理解し、実践して欲しいということでした。

 平成28年度は児童に頑張って欲しいことの中に、地域でのボランティア活動を挙げます。子供が健全な成長をするためには様々な体験が必要です。地域でのボランティアをすることによって周囲からその活動の内容に対して称賛が寄せられ、自分の活動に対して自信が出てきて、自己有用感がもてるようになります。そこで顔見知りになった地域の方とその後はあいさつを交わしたり、声をかけてもらったりという良い関係が続いていくと思います。そして、地域の一員として必要とされるように成長をしていきます。

 このように地域でのボランティア活動が充実してきますと、それを行っている子供自身が自然と、より良い社会をつくっていく地域の将来の担い手へと変容していきます。そして、地域でボランティアを行うことにより、子供自身もそれを受け入れていただける地域も、より発展し続けられるようにしていきたいと思います。

 平成28年度も本校の教育に対するご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

4月行事予定

4月行事予定(PDF:238KB)

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