ホーム > 学校便り「あげしお」平成28年10月号

ここから本文です。

更新日:2016年9月29日

学校便り「あげしお」平成28年10月号

   『伝説から伝統へ』

             校長  青木 睦

 先週は3年生にとって最大のイベントである修学旅行がありました。

 1日目に台風の進路と重なり、奈良の法隆寺に到着した時には横殴りの雨でした。あまりの雨風の強さのため、法隆寺を見学し薬師寺のお坊さんの講話を聴いたのち、残りの行程をカットして宿舎に帰りました。

 多くの生徒は傘が折れ、服はびしょ濡れでしたので、私は「こんな状態の修学旅行、きっと3年生は嫌な思いだったのでは」と心配していました。

 薬師寺の帰り道、3年生のある生徒がこんなことを言っていました。「修学旅行、はじめは嫌だったけれど、お坊さんの話を聞けて修学旅行に来てよかった。」この言葉を聞いてほっとしました。

 修学旅行の事前学習の時に3年生へ「知足」という話をしました。

 龍安寺の庭にあるツクバイ(茶道で手を洗うための石の器)に「吾唯知足」(ワレタダタルヲシル)と書かれています。

 「知足」とは、足るを知る(タルヲシル)

 「充分に満ち足りていることを知り」

 「不足感を持たない」ということです。

 ものの、見方をかえることで、苦しい環境や出来事、嫌なことも、楽しく満足に思えるのではないかということです。

 先ほどの薬師寺での3年生の言葉は、悪天候の中で楽しさ見つけ「知足」を感じることができたのではないでしょうか。

 雨の中でも、楽しさを見つけることができた三年生はまた一歩成長したのだと思います。

 東京駅での解散式の時に見た、3年生の顔は皆充実し、大きなことをやり遂げた満足そうな顔でした。事故もなく無事に3日間、素晴しい行動ができた3年生はやはり五中の顔です。

 体育大会を伝説にした3年生、修学旅行でも伝説を作りました。この「伝説」を五中の「伝統」にしていきたいと思います。

 さて、生徒会選挙も終わり3年生から1・2年生にバトンタッチとなります。

 3年生の作ってきた、伝説(伝統)をぜひ引き継いでほしいと思います。そして、3年生が安心して進路に向けて取り組めるように、1・2年生が頑張り、3年生を支えてほしいと思います。

 後期になり、これから五中を支えていくのは1・2年生です。2年生は3年生に代って五中の顔として生徒会・委員会・行事・部活動で活躍をすることと思います。1年生は半年後に自分たちの後輩が入ってきます。中学校では2・3年生から教えられる立場だったのでしょうが、今度は自分たちが教える立場になります。大きな節目の後期です。一人ひとりが自分でできることを着実に実行しよりよい学校を作っていきましょう。

 1・2年生はこれから校外学習が行われます。なによりも校外学習を成功させることが大切です。

 

学校便り「あげしお」平成28年10月号(PDF:512KB)

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

鷹南学園三鷹市立第五中学校

〒181-0004  東京都三鷹市新川1丁目7番20号

電話番号:0422-45-3201

ファクス番号:0422-76-0673