ホーム > 学校案内 > 学校だより > あげしお 令和2年1月30日号

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更新日:2020年2月6日

 ◇ 移り行く姿におもう ~自然教室(スキー実習)を通して~ ◇  

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 校長 佐藤 晴美

 未知との遭遇 

 誰しも、今まで経験のないことは不安なもの。もちろん自分の得意な分野であればその限りではなく、期待(わくわく感)となるのでしょうが……。

 自然教室前の第2学年だよりには、「スキーが楽しみ」という記載が多かった。しかし、いざゲレンデについたとき、多くの生徒の表情からその言葉を感じ取ることはできなかった。養護教諭も少し心配して数名の生徒に話をしたら「本当はスキーなんてしたくない」とつぶやいていたそうだ。

 やらないと始まらない 

 開校式で「校長先生は、『大いに転んでください』なんて言っているけど転びたくない」、「やりたくない、でもやるしかない」。そんな複雑な思いでスキーを始めた生徒たちもいた。「自分にできるわけないよ」「楽しいなんて言えない」。スキー靴を履くと痛いし、重い。さらにスキー板は思うように動いてくれない。インストラクターの指導を聞いて、見よう見まねでやってみる。いつも使わない筋肉を使っているうちに足がつる。でも「やめたい」と言わない(言えない)。リフトに乗る。何回も乗る。「あれっ、自分は滑れるようになっている!?」

 「できる」ことが増えると 

 1日目。半日のレッスンを終えセンターハウスに戻って来たある生徒たち。音で表すと「ドヨ~ン」。自然に視線が下になる。2日目のお昼休憩。あの生徒たちが談笑しながらカレーを食べている。

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 2日目。午前中のレッスンで足をひねって「痛いから滑れない」と休んでいた生徒の姿が見えない。その姿はゲレンデにある。午後4時、2日目のレッスン終了。笑顔で戻ってきたのが印象的だった。

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 自信の先には 

スキー経験がなかったある生徒は、この冬休み家族とスキーを1日だけ体験していた。その生徒は1日目言葉数が多かった(不安との戦いがあったのではないかと思う)。2日目、3日目とどんどん言葉が減ると同時に背筋が伸び、言葉ではなく表情にその自信が見えてきたのだ。そして、休憩時間も要らないといってさらに滑りたいことを伝えていた。「もっと、もっと」という言葉は増えた。

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 今回のスキー実習を通じ、成長のための大切な要素を改めて感じました。日々の教育活動でもこのことを再確認し、生徒の“学び”につなげ生徒の伸長を図っていきます。ぜひ、家庭・地域でもこのことを心にとめていただけると嬉しいです。

 最後になりましたが、本年も、本校の教育活動にご理解・ご協力をお願いいたします。

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