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更新日:2018年5月22日

学校便り「あげしお」平成30年度5月号

 ◇「学ぶ」とは何か?~教育目標「進んで考える人」を実現するために~

 校長 佐藤 晴美

  「総合的な学習の時間」が始まった平成10年の学習指導要領の改訂。そのころ「総合的な学習の時間」を嫌がる生徒がいました。理由は「何をするか自分で考えるのがめんどうくさい。教科の問題を解いているほうが楽だ。」とのこと。その生徒たちも学年が進み3年生にもなると、複数の新聞社の記事や書籍などを読み比べながら、個人で決めたテーマ(環境、福祉、健康・・・)に関わる自分の考えを社会に向けて、提言という形で発表していました。その発表を参観していた保護者から「大人である私はこんなに考えながらニュースをみて(聞いて)いただろうか」「中学生の提言は的を射ており、考えが深い」などの意見が寄せられました。

 さて、平成32年度から中学校は次期学習指導要領*に基づき指導していきます(すでに一部実施)。その方向性の一部を以下に記載します。なお、次期学習指導要領は、「教える」側の視点ではなく「学ぶ」子どもたちの視点で示されました。 

○「何ができるようになるのか」(目指すもの)
○「何を学ぶか」(内容)
○「どのように学ぶか」(方法)
○「子供一人一人の発達をどのように支援するか」(その子を成長させるための指導・支援)
○「何が身に付いたか」(評価)
○「実施するために何が必要か」(方策)

  この6点の視点は、「当たり前」であり、教育の『不易』の部分です。しかしながら、子どもたちを取り巻く環境の変化は著しく、「これからの社会は、これまでの社会の延長線上にはない」とも言われています。この社会の変化を踏まえ、従来のよき教育実践の蓄積の上に、6つの視点の質的向上のための手だて(『流行』)を考えていくことが求められています。

*学習指導要領とは:簡単にいうと、全国どこでも一定の水準の教育が受けられるように、教科等の目標や内容を文部科学省が定めたもの

(次号に続く・・・)

子どもの考えや姿から学ぶ大人でありたい

  5月15日(火)避難訓練がありました。4校時の授業中に火災が発生したという想定での避難でした。どの生徒も、整然と避難していました。逃げる際には、ハンカチで口と鼻を押さえながら避難しています。これは、前回の避難訓練で指摘された内容だったのでかなり意識していたようでした。ある生徒の様子に目を奪われました。身をかがめ低い体勢をとって、歩きにくいけれども仲間の速度にあわせている生徒がいました。きっと過去の防災訓練などで煙の危険性を学んだのでしょう。「私はそこまで意識できただろうか?」と自分を振り返る機会を与えてくれました。

 もう1つ。避難訓練が終わり、教室に戻るときのことです。足を怪我している生徒が、美化委員会の仕事のために、片足ケンケンしながら急いで校舎に向かいました。校庭の階段を上るとき、同学年の生徒がさりげなく、その生徒に手を差し出し支えてあげていました。その二人の笑顔が印象的でした。

 学校便り「あげしお」平成30年度5月号(PDF:808KB)

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